MINAMI、初ワンマンライブで見せた絶大な求心力 ファンと心を通い合わせた特別な時間に

MINAMI、初ワンマンライブを振り返る

 MINAMIが4月2日に神奈川・KT Zepp Yokohamaにて初のワンマンライブを開催した。ティーンを中心に絶大な人気を誇り、SNSの総フォロワー数は450万を突破した彼女。チケットはすぐに完売し、全国各地からファンが集まった。

 ステージの幕が上がり青いチュールをまとった衣装姿のMINAMIの姿が現れると、盛大な歓声が上がった。最新曲「ゼロ距離でいよう」の最初のワンフレーズを歌い、「みんな来てくれてありがとう! 楽しみましょう!」と挨拶。曲中にはダンサーも登場し、共にステージを盛り上げる。ファンもペンライトを振りながら楽しんでいた。

 続いて「大好きなみなさんのために作った大切な曲です」と前置きをして、デビューシングル「繋いだ手」を披露。一つひとつの歌詞を丁寧に伝えるように歌っていた。ファンに向けた歌詞を含んだ歌を生で聴くこと。自分自身にも向けられるメッセージを含んだナンバーに、オーディエンスの感動した姿も窺えた。

 「ホワイトクリスマス」では曲のイメージに合わせ、白いマフラーを身につけてパフォーマンス。フロアも振り付けをしながら楽しみ、一緒にライブを作り上げていった。その後のMCでは「みんなの振り、めちゃくちゃ見えました!」と嬉しそうな表情を見せる。

 この日がファンと直接会える大切な日になったことや感謝の気持ちをMINAMIが伝えると、思わず涙してしまうオーディエンスも。本編ラストの楽曲は「ふたつの心」。青や赤のライトに照らされながら大人の表情とパフォーマンスを見せ、さらに会場を沸かせてステージを後にした。

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