GANG PARADE ヤママチミキ、念願ソロ楽曲に歓喜 「“ドッキリなんじゃない?”って思った」
「遊園 me feat. ヤママチミキ(GANG PARADE)」の楽曲提供者は、相対性理論の初期メンバーであり、最近ではano「ちゅ、多様性。」の制作者としても知られる真部脩一。真部が楽曲を提供することが決まったときの感情についてヤママチは、「色々な音楽の力を持っている人だから、どんな曲を作ってもらえるのか楽しみでした。相対性理論は学生の時によく聴いていたので、光栄でもありプレッシャーでもありました」と語る。また、「楽曲制作前の打ち合わせでは、普段聴いている曲を伝えたり、ディズニーが好きという話やGANG PARADEの中での自分についての話をさせてもらって、まさに楽曲に反映してもらいました」としっかりとコミュニケーションを取っていたことを明かす。さらに、「真部さんはシャボン玉のフィルターがかかってる感じ。ふわふわ~って小花が飛んでいて、時間の流れがゆったりしてる。自分の世界観があることが見てわかる人」とユニークな表現で真部に対する印象を語る場面も。
ここからは、実際の楽曲に関するトークへ。ヤママチのお気に入りのフレーズは、2サビの終わりラストまでの流れだという。「レコーディングしていて、ライブの最後を思い出しました。ライブの最中は浮き足立っててすごく楽しいけど、この熱はもうすぐ終わっちゃうんだなっていう気持ち。でも、このフレーズの中にある〈ハッピーエンドはもう少し〉っていう歌詞のように、自分次第でハッピーエンドは作れるじゃないですか。その先を想像できる歌詞だから、ここがすごく好きです」と熱く語った。
レコーディングに関する話題では、「Aメロのちょっと早口なところは苦労しました。私は滑舌が良くないのですごく大変だったんですけど、切れ切れに歌うとやりやすかったし、テーマパークに来たときのルンルンした気持ちも表現できて、結果的にはすごく良かった」という具体的なエピソードや、「ギャンパレのときも割と自由に歌わせてもらっているから、そこに関してはいつも通りの気持ちで歌えました」と感想を語るヤママチ。
トークの終盤では、本プロジェクトに対する心構えについて問われ、「GANG PARADEのヤママチミキとしてグループを背負っているので、何事にも責任を持って取り組みたいと思いました」と真面目な一面をのぞかせる。そして最後に、『月刊偶像』の肝である“歌力”について問われたヤママチは、さらに真剣な表情へと変わり、「ただ歌うだけじゃ力は宿らないと思う。言葉にするのはすごく難しいけど、曲や歌詞に自分の声と思いを乗せて歌って、それがパワーになってみんなに届いたと思えた瞬間が歌力なのかなと。このCDにも“色んな人に届くだろうな”って思いながら歌った声が入っているので、きっと歌力がこもっていると思います!」と真摯に自身の言葉で思いを伝えた。
歌に真摯に向き合うヤママチミキが、第一弾として最高のスタートを切った『月刊偶像』。今後もさまざまなアイドルによって毎月リリースされるという楽曲に注目したい。
■リリース情報
「遊園 me feat. ヤママチミキ(GANG PARADE)」
Streaming & Download : https://orcd.co/gekkanidol_youandme
Vocal : ヤママチミキ(GANG PARADE) / yamamachi_gang
Music / Lyrics : 真部脩一