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GANG PARADE、ファンに支持される泥臭いまでの人間味 宗像明将が“負け組”からの逆転劇を追う

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 メジャーデビューシングル曲「ブランニューパレード」のMVで、学ランをアレンジした衣装を着用しているGANG PARADE。坊主頭がトレードマークのカミヤサキが、いきなりリーゼントになっている馬鹿馬鹿しさに思わず爆笑してしまった。

GANG PARADE「ブランニューパレード」MUSIC VIDEO

 そんな圧倒的に突き抜けている勢いこそが、9人組アイドルグループ・GANG PARADEの魅力だ。過剰なまでの熱量で自らの道を切り拓いてきたのがGANG PARADEであり、「ブランニューパレード」はそんな彼女たちのメジャーデビューにふさわしい爽快なロックナンバーとなっている。サウンドプロデューサーは、インディーズ時代と同じく松隈ケンタだ。

 しかし、GANG PARADEの歩んできた道のりは決して平坦なものではなかった。むしろ波乱に満ち溢れていたと言ってもいい。所属事務所は渡辺淳之介が率いるWACKだが、同じ事務所のBiSH、第2期BiS、EMPiREに先にメジャーデビューされるという辛酸も舐めてきた。GANG PARADEの下積みは長いのだ。その歴史を振り返ってみよう。

 GANG PARADEは、そもそもは2014年に結成されたプラニメが母体となっている。当時のメンバーは、第1期BiS(2011年~2014年)が解散した後のカミヤサキ、そして元いずこねこのミズタマリ(現・泉茉里)。WACKの中で唯一メンバー主導で結成されたグループでもある。現在もGANG PARADEのフロアを爆上がりさせるキラーチューン「Plastic 2 Mercy」は、結成段階で早くも誕生していた。

 しかし、2015年にミズタマリは脱退。それを受けて、グループはPOP(ピーオーピー)へと改称し、ヤママチミキ、ユメノユアら4人を新たに迎えた5人組として再始動した。プラニメ解体の衝撃への反動のように、POPのライブは次第に激しいものとなっていく。ところが、ほどなくカミヤサキのステージングが問題化して無期限活動休止に。そのため、新メンバー4人のみでステージに立つ逆境を強いられることになった。POPがBiSHとともに出演したものの、盛りあがりで大きな差をつけられた日本大学芸術学部の学園祭は忘れられない。しかし、カミヤサキは100キロマラソンを完走してPOPに復帰を果たした。なぜマラソンを完走すると復帰できるのか? そういう細かいことは置いておこう。

 2016年にはGANG PARADEへ改称をしたが、その直後にメンバー2人が次々と脱退。その苦境を救った新メンバーがキャン・マイカ(現:キャン・GP・マイカ)だった。さらに、復活したBiSの公式ライバルとして結成されたものの、お披露目翌日に解散となったSiSのメンバーだったココ・パーティン・ココ、テラシマユウカ、ユイ・ガ・ドクソンも電撃加入。なお、気づくと100キロ単位のマラソンを繰り返すようにもなっていた。

      

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