豪華出演者が音楽で闘った5回目の『山フェス』 「いつか関西でも」山下健二郎にインタビューも
終演後、山下健二郎へメールインタビュー
ーーライブを終えての率直な気持ちを聞かせていただけますか?
山下健二郎(以下、山下):4年ぶりの横浜アリーナでの開催ということで、「帰ってきた!」という気持ち、そして約1万人のお客様の盛り上がり、素敵な出演者の皆様のお力添えに感無量でした! 自分がオーガナイザーでのフェスということもあり、不安なこともありますが、成功で終わることができて嬉しかったです!
ーー公演タイトルが『SOUND COLOSSEUM』ということで、過去開催時と比べるとより音楽に特化した内容となっていましたが、そのようにした理由は?
山下:「自分が憧れるアーティストさんをキャスティングする」という方向性で打ち合わせを進めていたところ、例年通り芸人さんに出演していただくフェスというよりも、アーティストさんのみに絞り、音楽に特化して、音楽を楽しんでもらう、音楽で闘うをコンセプトにしたらいいと思い、イベントタイトルを設定しました!
後輩グループのBALLISTIK BOYZとPSYCHIC FEVERによるパフォーマンスバトルや、ELLY・岩ちゃん(岩田剛典)・ラジオパートナー 岩谷翔吾・澤本夏輝・松井利樹でのゲームバトルなど、対決演出を落とし込むことができました。
ーー今回はご自身が学生時代から愛聴されているというPUFFY、RIP SLYMEが出演されましたが、実際に共演してみていかがでしたか?
山下:まさか出演を承諾していただけるとは思っておりませんでした。改めてアーティストとしてのすごさ・カッコよさを実感しました。今回パフォーマンスされていた曲も全て知っておりましたし、舞台裏でも皆さんが口ずさんで歌えるほどのヒット曲ばかり。これがビッグアーティストなんだなと実感しました。おそらく今回会場にお越しの皆様の大半がLDHアーティストのファンが多い中で、会場の盛り上がり、一体感がすごく、これがヒット曲を持つアーティストだと思いました。それだけでなく、パフォーマンス姿、佇まいやオーラ、いい意味の余裕感などに同じアーティストとして圧倒されました。そして、まさか学生の時に聴いていたRIP SLYMEさんの曲を一緒に歌えるとは思っておりませんでした。アーティスト人生でも記憶に残る瞬間になりました!
ーー山下さんもコラボパフォーマンスやゲーム企画などを行っていましたが、ご自身が参加された中で特に印象に残っている部分を教えてください。
山下:一つは後輩グループ BALLISTIK BOYZとPSYCHIC FEVERと、1曲ずつ三代目JSBの楽曲でコラボパフォーマンスをしたことです。これまで三代目JSBの楽曲を後輩と一緒にパフォーマンスすることはなかったので、初めての試み、かつ『山フェス』らしい演出を作ることができ、会場もとても盛り上がっていたので、実現できてよかったです!
そして『山フェス』特別企画である、「ELLYと岩ちゃんとの『ボンバーマン』対決」。前回、ELLYに出演してもらった時は「くにおくんシリーズ」でゲーム対決したのですが、今回は『ボンバーマン』にしました。岩ちゃんにも参加してもらえて、『山フェス』らしく、横浜アリーナを贅沢に使うことができました!
ーー『山フェス』を通して、普段グループで接している岩田さんやELLYさんの新しい魅力を発見したとしたら、どんなところでしょう?
山下:『山フェス』でのソロパフォーマンスを観て、それぞれ個性・世界観・会場の盛り上がり方などが全く違っていて面白かったです。ELLYも岩ちゃんも自分の好きなものを表現しており、新しい魅力というよりは、自分たちの好きな音楽やダンスの幅が広がっているように感じました!
ーーエンディングでは来年の開催についても語っていらっしゃいましたが、今後の『山フェス』ではどんなことをやってみたいですか?
山下:フジロック(『FUJIROCK FESTIVAL』)やサマソニ(『SUMMER SONIC』)のように、『山フェス』という名前やブランドの認知をもっと広げていきたいです。今回はPUFFYさん、RIP SLYMEさんにご出演いただきましたが、事務所の垣根を越えて、アーティストさんや芸人さんなどエンタメ業界のジャンルを問わず、一体となったフェスを将来作っていければと思っております!
そして、『山フェス』野外フェスも開催してみたいです! 自分の出身が関西ということもあり、これまで一度も関西で開催したことがないため、西日本のファンの皆様のためにも『山フェス in 関西』を実現できたら嬉しいですね!
『三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE presents山フェス2024 ~SOUND COLOSSEUM~』公式サイト
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