豪華出演者が音楽で闘った5回目の『山フェス』 「いつか関西でも」山下健二郎にインタビューも
続いて、三代目JSBのELLYと岩田剛典を交えた「スーパードリームタッグマッチ 山下 VS ELLY VS 岩田 炎の三番勝負!」へ。山下&岩谷、ELLY&澤本、岩田&松井の3チームに分かれ、3つのゲームで競う企画だ。1戦目は、お題として出されるモノマネを行い、30秒以内の正解数を競う「モノマネ対決」。3チーム終えたところで、ELLY&澤本チームが1ポイントに対し、他2チームが4ポイントでリードする結果となった。
2戦目は「外周チェックポイントリレー」と題し、外周に設置された風船割りや黒ひげ危機一発などのミッションをこなしつつ、どのチームが早く1周できるかタイムを競う。客席にも手を振りながら笑顔で対決する3チーム。結果は、岩田&松井チームが勝利を飾った。
3戦目は、キャプテンの山下、ELLY、岩田による「ファミコン対決」で、勝ったチームには5万ポイントが加算されるという。『ボンバーマン』で真剣勝負をする3人だったが、はじめにELLYが脱落。山下と岩田が接戦を繰り広げるものの、結果は岩田の勝利。悔しがる山下は、「来年は違うゲームをやろう!」と次回へリベンジを誓った。
再開したライブステージに登場したのはPUFFY。出演者にダンス&ボーカルグループが多い中で、「不思議なラインナップに我々が一番驚いています」と語って笑いを誘う。そんな中で「踊れるところを見せてやろうと思って」と、近年TikTokでもダンスが話題になった「愛のしるし」を披露。他にも、「これが私の生きる道」「渚にまつわるエトセトラ」「アジアの純真」と名曲満載のステージで会場を大いに盛り上げた。
「横浜の皆さんブチ上がっていけますか?」と登場したのは、CrazyBoy(ELLY)。「Chi-Ki-Chi-Ki-Haa」「LIKE THAT」「PINK DIAMOND」とダンサーと息の合ったパフォーマンスを披露し、中盤では椅子を使ったパフォーマンスで観客を魅了した。MCでは「今年1発目のライブがこのイベントです。さすが“エリケン”ですね」「俺は少しでも(山下の)力になれていることに心から嬉しく思います」と、劇団EXILE時代から苦楽を共にしている山下への愛が感じられる言葉も飛び出した。
最終アクトを務めた岩田剛典は、「Ready?」「Can't Get Enough」「Rain Drop」「Only One For Me」と4曲を立て続けに披露する。MCでは「改めまして、登坂広臣(ØMI)です!」と冗談を交わすと、続けてØMIが会場に来ていることを明かし、観客を驚かす一幕も。さらに、本来は自身のツアーで初パフォーマンス予定だった新曲「Just You and Me」を一足早く披露して会場を沸かせた。
「最後、ブチ上がっていく元気はあるかー?」と煽った岩田は、ラストに「BREAK THE LAW」を届ける。イベントの締めくくりとなる1曲が普通に終わるわけはなく、中盤ではELLYがボーカルとして参加。さらに、山下、岩谷、澤本、松井も現れ、それぞれキレのあるダンスパフォーマンスを披露する。6人が勢ぞろいしたコラボステージに、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。
エンディングでは出演者が全員ステージに登場。全員で外周を歩いて観客へ挨拶し、約4時間にわたった『山フェス』は終幕となった。「来年も絶対やるんで! 楽しみにしていてください!」と最後に語っていた山下。今度はどんな内容で私たちを楽しませてくれるのか。予測不能なエンタテインメントショーの次回開催に期待は高まるばかりだ。