NEWS 小山慶一郎、3人で立つ東京ドームのステージ 山下智久にも示した柔らかく強い信念

「“見てよ、俺ら3人の今のNEWSを。見てくれ!”っていう思いもありました」

 1月9日放送のラジオ『KちゃんNEWS』(文化放送)で小山慶一郎が、NEWS20周年を記念して開催された東京ドーム単独公演『NEWS 20th Anniversary LIVE 2023 in TOKYO DOME BEST HIT PARADE!!!~シングル全部やっちゃいます~』について振り返った。

 12月20日・21日にかけて行なわれた同公演は、タイトルにもある通り20年間でリリースしてきた30枚にも及ぶシングルの全タイトル曲を披露するというエネルギッシュな内容だった。さらに特徴的だったのは、ファンが歌う「U R not alone」からスタートしたこと。その歌声を聞きながら登場した小山は「それはもうとんでもなく感動的で。みなさんが歌ってくれている時間に、僕は20年を走馬灯のように思い出していました」と語る。

 そして、小山の立ち位置からは増田貴久、加藤シゲアキの表情も確認できたようで、「まっすーちょっと“きてるっぽいなー”なんて思いながら。僕は自分もきちゃうんだけど、人がきてるのを見てるとつられちゃうっていうのが多々ありまして」と、増田の涙が込み上げている様子にもらい泣きをしそうになったと明かすのだった。

 NEWSが生まれてから20年。これまで本当にいろいろなことがあった。紆余曲折を経て、3人で再び東京ドームのステージに立つことができたこと。そしてファンが歓声を上げることのできなかったもどかしい数年間を経ての大合唱……。様々な光景を思い出し、目頭が熱くなったのも無理はない。そんな3人の感情をさらに揺さぶったのが、12月21日公演を観るためにかつてメンバーとして共に活動していた山下智久が駆けつけてくれたことだ。

 小山は当日のことを思い出しながら「なんかすごく感慨深いよね。みんなは“エモい、エモい”って言ってくれたけど、僕らも思っています。エモいです。これは(笑)」と声を弾ませる。2011年にグループを脱退し、2020年には事務所を離れた山下。表舞台では、距離ができたように見えたが、「ちょっと前に山P(山下)のライブに、僕とシゲはお邪魔させてもらって」と交流は続いていたそう。そんな縁から「なんか僕らも見てほしかったんですよ、20周年っていうのをね」と、今回の“エモい”シチュエーションに繋がったというのだ。

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