THE RAMPAGE 武知海青、プロレスデビューに懸ける意気込み グループの個性活かした技も?
1月8日、THE RAMPAGE 武知海青のプロレスデビュー記者会見が行われた。
武知は2月25日に『DDT後楽園ホール大会』においてデビューすることが決まっている。2022年にDDTプロレスリング全面強力で制作された関口メンディー(EXILE/GENERATIONS)主演のABEMAオリジナルドラマ『覆面D』にプロレスラー・ハオウ役で出演。同年、ABEMAで放送された『GENERATIONS 24時間テレビ 24時間いろんなライブできるかなぁ?』で、関口とタッグを組み、DDTプロレスリングの遠藤哲哉・大石真翔と試合を行い、その縁が繋がりプロレスデビューが実現。本日の記者会見には、武知海青、高木三四郎(CyberFight代表取締役社長) 、上野勇希(第82代KO-D無差別級王者)が出席。
高木社長は、「ドラマに出演していただいた時、その時に教えていたコーチから『武知さんのポテンシャルがすごく高く、プロレスに合うんじゃないか』と言われてまして。身長も高くてすごく華があるし、動きとかを見ていてもポテンシャルが高いと私も思ってました。弊社の親会社であるサイバーエージェント社長の藤田晋と撮影を見ていた時も、『武知さんみたいな方がデビューしてくれれば、プロレス界もすごく活性化しますよね』という言葉が出まして、LDH様にお話をさせていただきました」とデビューに至る経緯を語った。
武知は「2年前のドラマで初めてプロレスに触れさせていただきまして、なんて美しいスポーツなんだとすごく感動いたしました。格闘技は対戦相手がいないと成り立たないという部分で、相手へのリスペクトや思いやる気持ちを持ちながら、最大限に自分を活かして見せることが自分の中で響いた。自分もこんなスポーツを真剣にやってみたいなと思っていた時にお話をいただきまして、プロレスデビューとなりました」とコメント。また、「自分は25歳ですけど、自分より若い世代の方々もたくさんいらっしゃると思いますので、そういった選手と戦ってみたい。1人ではまだ未熟な部分もあり、分からないことだらけなので、ぜひ隣にいる上野選手にお力をいただきながら、タッグを組んだりしながら試合できたらなと素直に思います」と意気込みを述べた。
プロレスデビューに向けての準備や体作りについては、「昨年の12月までツアーを全国で25公演やらせていただいたんですけど、その時はダンスを目的とした体作りをして、動ける体・持続的な体をメインにトレーニングを続けていたので、体重77kgをベストとして活動していたんです。けど、プロレスラーとしてデビューさせていただく中では理想とする体ではないなと思っておりますので、肉体改造を続けて85kgまで体重を増やして、筋肉と脂肪をつけながら怪我をしない体作りを目指している」と語る。さらに「会場にお越し下さった方が自分の体を見た時に安心してもらえるよう、引き続き頑張っていきたい」と、怪我を心配するファンに向けてもコメントした。
試合出場のペースに関して、THE RAMPAGEの活動もあり、正確な期間はお伝えできないと前置きをしつつ、「チャレンジできる期間は率先してチャレンジしたい。継続的に出場していきたい気持ちは強いので、2月25日のデビューだけでは終わらず、続けて出場したいというのが自分の素直な気持ちです」と答えた。フィニッシュホールドや必殺技については、「THE RAMPAGEといったら右拳を上げるポーズが多いので、その流れでいくような技を考えられたらいいなと思っております」と興味深いコメントを残した。