BE:FIRSTは2度目の『紅白』にリラックス 櫻坂46、キタニタツヤ、あいみょんら会見&リハレポ

 12月28日より、12月31日放送の『第74回NHK紅白歌合戦』(NHK総合/以下、『紅白』)リハーサルが行われている。出場アーティストたちの会見とリハーサルの模様をお伝えする。

Perfume

 Perfumeは2010年リリースの楽曲「FAKE IT」を披露する。16回連続出場となる感想を聞かれると、「何度聞いても驚きますね。連続で出させていただいているのでみんなが『今年も出るの?』って聞いてくれるんですけど、いつも『分からないよ』って言うんです。今回も出ることができて光栄です」とのっち。あ~ちゃんは「事務所の人が、福山(雅治)さんと同じ出場回数になったと言っていて驚いたね。あんなに大物の方と回数が同じになるときが来るなんて」と感激の様子。ライブ定番曲でもある「FAKE IT」。音合わせの様子は非公開となったが、かしゆかが「今までの私たちの『FAKE IT』を知っている人だったら、『おお!』となる演出になっています」と期待を煽り、あ~ちゃんも「今までのライブで培ったみんなとの思い出を『紅白』さんで爆発できたら」と意気込んだ。

大泉洋

 歌手としての出場は初となる大泉洋は、玉置浩二がプロデュースを手がけた「あの空に立つ塔のように」を歌唱する。2020年から3年連続で司会を務めてきた大泉は、歌手としての出演について「緊張感が違いますね」と語る。「会う人みんな、『紅白で歌うのは緊張する』って言ってくるんです。石川さゆりさんとか福山雅治さんとか、恐ろしい勢いでプレッシャーをかけてきます」と福山雅治の声真似も交えながら、緊張を感じさせない受け答えで笑いを誘う。新曲の発表やミュージカル映画『シング・フォー・ミー、ライル』吹き替え版での歌唱、リサイタルツアー『生誕50周年記念!!大泉洋リサイタル』の開催などがあった2023年を振り返り、今年1年の漢字について「ズバリ、『歌』です」と力強く宣言した。

Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE

 「ダンスホール」を歌唱するMrs. GREEN APPLEは、今年が初出場。デビュー時から夢として掲げてきた舞台の本番を間近に控え、「ドキドキですね。年末だなと思うと同時に、これまで悔しい思いをしてきた年末もあったのでそれを思い出したりします」と大森元貴(Vo)。結成10周年となる今年はアリーナツアー『NOAH no HAKOBUNE』に加え初のドーム公演『Atlantis』の開催など、これまで以上の飛躍を遂げたMrs. GREEN APPLE。2024年に向けて大森は「まず自分たちが楽しんで、自信を持って胸を張ってというのは変わらず。いろんな楽しいことを考えて、いろんな人に会いに行けたら」と展望を語った。

Stray Kids

Stray Kids

 今年初出場となるStray Kids。Bang Chan(バンチャン)は「今年が初めての出演になるので緊張していますし、光栄に思います。ベストを尽くしたいです」と意気込む。歌唱する「CASE 143 -Japanese ver.-」はラブソングだが、I.N(アイエン)によると「ラブソングとは相反する、シックな衣装を準備しています」とのこと。今朝日本に到着したばかりの彼らは到着するなりオムライスと辛口の味噌ラーメンを食べたようで、「程よい辛さのラーメンで神メニューだと思いました」とSeungmin(スンミン)が感想を語り、メンバーも笑みを零していた。彼らはグループとしてのパフォーマンスの他に、特別企画「ディズニー100周年スペシャルメドレー」にも参加。Bang Chanは「みなさんの願いを叶えられるようなステージを準備しています」と話した。

坂本冬美

 35回目の出演となる坂本冬美は、9回目となる「夜桜お七」を披露する。今年はBE:FIRSTとJO1から8人のメンバーが選ばれ、ダンサーとして参加。楽曲にはダンサブルなアレンジが施され、新たな雰囲気を獲得している。

坂本冬美

 リハーサルを終え、「今をときめくイケメンのみなさんにリハーサルからキレキレのダンスを踊っていただいて。さっきの数分間で3年は寿命が伸びたと思います」と微笑んだ。さらに「リハーサルの合間に年齢を聞いたら、17歳の方もいらっしゃったんです。『夜桜お七』は発売してから27、8年経っているんです。『夜桜お七』よりも若い方とパフォーマンスをするんだなと思いましたね」と感慨深げに口にした。

MISAMO

 TWICEのMINA(ミナ)、SANA(サナ)、MOMO(モモ)の3人からなるMISAMO。MISAMOとしては初出場となる彼女たちは「Do not touch」を披露する。

 「TWICEでは明るくて楽しい曲を披露することが多かったのですが、今回は大人っぽいステージをお届けできると思います」とMOMO。本日12月29日に誕生日を迎えたSANAは「昨日は福岡でライブだったんですけど、そこでもファンのみなさんとメンバーにお祝いしていただき、今日はこうしてリハーサルをして、31日に日本のみなさんにステージが見せられるのが楽しみです」と連日の活動の喜びを口にする。さらに「来年は日産スタジアムでのライブが決まっているので、その準備を頑張りたいと思います。健康と幸せを第一にしていきたい」と来年に向けた意気込みも語った。

三山ひろし

 けん玉とともに取材会場に登場した三山ひろし。9回目の出演となる今回は、「どんこ坂~第7回 けん玉世界記録への道~」を披露する。近年恒例となったけん玉世界記録への挑戦について、「今回40名ほどニューフェイスが増えているんです。初めての緊張感もあると思うのですが、猛者ぞろいなので自分のメンタルとの勝負になると思います」と語る。

 今年15周年を迎えた三山は、NHK連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合)への出演や「第44回松尾芸能賞」獲得など、多方面で飛躍を遂げた。けん玉でも30年以上行われている大会で初のタイトルを獲得し、「継続は力なり」を実感したという。そんな1年を振り返り、「メモリアルな15周年を過ごすことができました。あとはこの年末の大仕事をこなすのみです」と口にした。

キタニタツヤ

 テレビアニメ『呪術廻戦』(TBS系)の第2期「懐玉・玉折」オープニングテーマとして大ヒットを遂げた「青のすみか」を披露するキタニタツヤ。「会う人みなさんがおめでとうと言ってくれるので、そのたびにプレッシャーで胃が痛くなっています。昨日高校の同窓会があったのですが、恩師にも言っていただいたので胃がキリキリしていますね」と初の『紅白』を控えプレッシャーを感じている様子。「今まで大晦日なんて家でゴロゴロするに決まっていたので、初めて休めないんだなって噛み締めています。忙しいのはありがたいことだなと」と喜びを口にした。「年の始めが昔に感じられるほど、いろんなことがあった」と1年を振り返ると、「今30歳手前なんですけど、そこで人生のステップが上がることってあるんだって思って。人生楽しい!って思います」と笑みを見せた。

石川さゆり

 46回目の出演となる石川さゆり。「今年は『紅白歌合戦』が元に戻ってきたという活気をみなさんに届けたいという思いがあります。でも本当に世界が全てが明るい色になっているのだろうかとも思っていて。どんな人でも歌は平等に楽しめるものでありたい、幸せでありたいという思いが届くように歌唱したいと思います」とステージに向けた思いを語る。今年は映画『PERFECT DAYS』への出演、ドラマ『コタツがない家』(日本テレビ系)主題歌「ダメ男数え唄」担当や、KREVAや亀田誠治とともに制作した「愛されるために君は生まれた」の配信限定リリースなど、精力的に活動した石川。そんな1年を振り返るとともに「コロナ禍が終わったわけじゃないのに街中が開放されていて本当にこれでいいのかと思ったり。自分の幸せについても歌についても、考えることをした1年でした」と語り、今年の漢字に「考」を挙げた。

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