ICEx、デビューを経て高まったチームの結束 2ndシングルは喜びに満ちた1年間の成長の証に

ICEx、デビューで高まった結束

ギャップも楽しめるカップリング曲の聴きどころ

——今回のシングルも、初回限定盤A・Bと通常盤でカップリング曲がそれぞれ異なっていますよね。カップリング曲の特徴についても、教えていただけますか?

山本:通常盤のカップリング曲「ナイトフライト」は大人っぽい歌詞ですし、曲調もミラーボールが似合うようなレトロジャズって感じで、大好きな1曲です。八神が歌っている最初の部分も魅力的で、ピアノがメインになる間奏もすごく良い。あっという間に終わっちゃったと感じられるような、思わず聴き入ってしまう楽曲だと思います。

 それから初回限定盤A収録の「It’s party time!」は、2024年3月から開催するツアータイトル『ICEx First Concert Tour 2024「SCRAMBLE PARTY!」』とも関連があって。歌詞の中にも〈Scramble〉とか〈Party〉って単語がいろいろなところに出てくるので、ツアーにもぴったりな曲だなと思います。甘い青春ソングで、昔の曲っぽさもあるので、いろいろな世代の人に好きになってもらえそう。春の気分を先取りできる楽曲です。

志賀:初回限定盤Bに収録された「Member Sign」は、COOLerの皆さんと僕たちICExのことを歌っている曲です。曲中におもちゃ箱を開けたような可愛い効果音が入っていたり、サビの終わりのところに不思議な生き物の声が入っていたりするので、メロディだけじゃなくサウンド面にも注目して聴くと面白いと思います!

——前回のインタビューで、皆さんは「大人っぽいかっこいい楽曲をやりたい」(※1)という話をされていましたけど、「ナイトフライト」はまさにそんな1曲ですね。

志賀:そうですね。レトロでジャジー、とてもかっこいい楽曲です。「ナイトフライト」はまだどんな振付になるのか分からないんですけど、これからステージでパフォーマンスするとしたら、きっとダンスブレイクが入ったりして雰囲気がガラッと変わるような演出になる気もします。そういうイメージを膨らませるのも楽しい。まだ若い僕らだからこそ出せるギャップもあると思うので、この曲を披露する僕たちをお客さんがどんな風に感じてくださるのか、すごく楽しみだなと感じます。

——来年3月のツアーが楽しみですね。では、ぜひツアーに向けた意気込みも聞かせていただけますか?

千田:全6公演を開催するICEx初の東名阪ツアーで、当たり前のことではあるのですが、一つひとつの公演を大切にして、しっかりと盛り上げてCOOLerの皆さんを楽しませたいです。全公演で「最高のICEx」を見せることができたらいいなと思います。

八神遼介

——ちなみに、公演中に「こんな景色が見たい!」「こんな景色を見せたい!」というイメージはありますか?

中村:客席一面が黄色のペンライトで染まった景色! 僕のメンバーカラーに染め上げられた会場を見てみたいです(笑)。とはいえ、もちろん全員のメンバーカラーで満開になった景色を見ることができたら嬉しいです。COOLerの皆さんの顔も見えているので、これから各地でパフォーマンスするのが楽しみです。

八神:僕たちは大きな目標として「国立競技場でライブをする」ことを掲げていて。今回のツアーを頑張って、もっともっと大きなステージで最高のパフォーマンスをお見せできたらといつも思っています。スタジアムは天井が開いているから、きっとその時々で見える景色が違うでしょうし、会場に一体感が生まれて、スタジアムでしか味わえない空気があるはずです。そういう空間を早くCOOLerの皆さんにお届けできたらなと思っています。

ICExにとっての「今年の漢字」

——では、皆さんにとって2023年はどんな1年でしたか? 年末恒例の「今年の漢字」にちなんで、ぜひ漢字一文字で教えてください!

竹野:「驚」という漢字です。そもそも“サプライズ”が大好きなICExですけれど、3月31日のグループ結成発表や、8月16日のメジャーデビュー、それに向けたレコーディングやMV撮影……本当にいろいろなことがあって、そのたびに驚きを感じた1年でした。

竹野世梛

千田:僕は「幸」です。この活動をできていることにも幸せを感じるし、ICExのメンバーと巡り合えたこともやっぱり幸せだと思うし。今年1年、いろいろな幸せがあって、自分はすごく幸せ者だなと感じます。だから「幸」です。

志賀:志賀李玖の「李」です。それぞれが自分の花を咲かせるという意味の“桜梅桃李”という四字熟語があるのですが、その言葉の通り、僕自身がこの1年間で新しい自分を見つけることができたなと感じています。僕、ICExとしてデビューする前に、進みたい2つの道のどっちに行くかを迷っていた時期があって。でも、こうやってデビューさせていただいて、自分らしい軸を見つけることができた。なので「李」という字を今年の漢字にしたいなと思います。

中村:僕も自分の名前からとった「旺」にしたいなと思います。僕の名前には、「光り輝く人になる」という意味が込められているんですけど。今年は自分の夢をどんどん叶えることができて、いろいろな経験をして、たくさんの人と繋がることのできた1年でした。これまで生きてきた中で、一番自分が輝いたんじゃないかと思うんです。なので「旺」という字が今年を表すのにぴったりだと思います。

八神:僕は「改」ですね。僕たちICExのメンバーは、これまでいろいろな人生を送ってきたけれど、ICExが結成されたことで、“改めて”それぞれの道が1つにまとまりました。あと、自分自身も活動を通じて、“改めて”これまでとは違う八神遼介になれましたし、これからもいろいろな挑戦をしていきたいと思っています。そういう意味で「改」という言葉を自分に贈ろうと思います。

阿久根:僕は「時」ですね。いろいろなことに挑戦させてもらった分、時間がすごくあっという間に過ぎた1年でした。でも、ICExのメンバーやCOOLerの皆さんと出会えたことで1日1日がすごく濃かった。だから、来年はもっと良い時間をメンバーで共有していけたらという気持ちも込めて、「時」という漢字で今年を表現したいなと思います。

阿久根温世

筒井:僕は「繋」という字かなと。ICExとしてデビューを果たしたことで、メンバーとの繋がりやCOOLerの皆さんとの繋がりを深められましたし、EBiDANの先輩方との繋がりもできました。また、ダンスを含めて、これまでの努力や経験がグループでの活動に繋がった実感もあります。今年経験したことを、来年にも繋げていきたいです。

山本:僕は、ICExとしての物語が始まった1年だったということで「始」です。ICExになってから初めてお会いする方もたくさんいましたし、メジャーデビューやインタビュー取材なども初めて経験して、EBiDANの一員として初ステージを踏むこともできました。本当にフレッシュな1年だったなと思います。来年はデビュー2年目になるので、僕たちの成長をさらに感じていただけるよう頑張りたいと思います。

——最後に、今後の抱負も教えてください。

志賀:僕らがデビューして約4カ月が経ちました。まだ短い期間ですけど、それでもここまで来る間に、メンバーの顔つきも意識もすごく変わって。内からも外からも成長した僕たちの姿を、これからも皆さんに見届けてもらいたいなと思っています。これからもICExをあたたかく見守っていてください。よろしくお願いします!

※1:https://realsound.jp/2023/08/post-1403545.html

■リリース情報
ICEx『シブヤ 午後6時』
2023年12月13日(水)発売
【初回限定盤A】2970円
[CD]
01. シブヤ 午後6時
02. It’s party time!
[Blu-ray]
ICEx Major Debut Special Day 2023.8.16

【初回限定盤B】2970円
[CD]
01. シブヤ 午後6時
02. Member Sign
[Blu-ray]
・Documentary of ICEx First concert “ICEx LOVEx YOU”
・Destiny(from ICEx First concert “ICEx LOVEx YOU”)

【通常盤】1100円
01. シブヤ 午後6時
02. ナイトフライト

■ツアー情報
『ICEx First Concert Tour 2024「SCRAMBLE PARTY!」』
2024年3月2日(土)愛知県 BM THEATER
[第1部]OPEN 14:30 / START 15:00
[第2部]OPEN 17:30 / START 18:00

2024年3月3日(日)大阪府 ESAKA MUSE
[第1部]OPEN 14:30 / START 15:00
[第2部]OPEN 17:30 / START 18:00

2024年3月17日(日)東京都 日本橋三井ホール
[第1部]OPEN 14:15 / START 15:00
[第2部]OPEN 17:15 / START 18:00

2024年4月28日(日)東京都 たましんRISURUホール
[第1部]OPEN 14:30 / START 15:15
[第2部]OPEN 17:45 / START 18:30

ICEx オフィシャルサイト

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