EBiDAN新ユニット ICEx、8月メジャーデビューを韓国から発表　「いつか国立競技場に立ちたい」

　スターダストプロモーションに所属する新人・若手男性俳優・タレントで構成されたアーティスト集団 EBiDANの新ユニットとして、3月31日に結成がサプライズ発表された8人組ダンスボーカルユニット・ICEx（アイス）。平均年齢16歳、「すべての愛を愛す」をコンセプトに活動中の彼らが、8月16日にビクターエンタテインメントよりデビューシングル「CANDY」でメジャーデビューを果たすことが決定した。

　それに伴い今回、6月2日にICExのメジャーデビュー記者会見が韓国の会場からオンライン中継で行われた。本稿ではその様子をレポートする。

　ICExの楽曲イメージ「レトロトイポップ」とぴったりと合う、カラフルな色遣いの内装が施された会場で行われたオンライン会見。司会者の呼びかけでICExのメンバー8名が登場すると、右から千田波空斗、筒井俊旭、竹野世梛、志賀李玖、阿久根温世、八神遼介、山本龍人、中村旺太郎が、それぞれ自己紹介を行った。そして、志賀より8月16日にビクターエンタテインメントよりメジャーデビューし、デビューシングルのタイトルは『CANDY』であることが発表された。

　司会者よりグループの結成秘話について質問があると、山本は「僕たちは去年の夏に募集されたオーディションに参加し、選抜されました。合格がすぐに決まったわけではなくて、選考に残った最終メンバーで合格を目指して活動していました。仮ユニット活動がオーディションも兼ねていたことは、ファンのみなさんにも秘密で。お互いに競い合いつつ、支え合いながらここまでくることができました」と、実はこれまで活動を行う中で、ユニットの最終メンバーを決定する選考が進んでいたことを明かした。

　メンバーに合格したことを誰に伝えたかという質問については、千田が「父にすぐ伝えました」と即答。「家に帰ったら、夜遅いというのに、母がつくってくれたオムライスが置いてあって。とても嬉しかったです」と、デビュー決定にまつわる心温まるエピソードを披露した。また、8名でのデビューが決定したことについて、筒井は「八神と僕は、冬にあった二次募集から参加しました。すでにユニット活動していたメンバーのことを見ていたので、自分もそこに加われるのは心強いです。チームを引っ張っていけるよう、さらに頑張ろうと思いました」と、活動にかける想いを語った。

　さらにグループ名に込めた意味について司会者が尋ねると、中村は「ファンを精一杯愛し、メンバーを愛し、世界中の人たちから愛されるグループになれるように、という意味が込められています。最後の『x』には、ファンの方々を含め、さまざまな出会いで化学反応を起こすという意味を込めています」と、コンセプトを表すグループ名について解説した。

　そして、話題は8月16日にリリースするデビューシングルへ。八神は「ポップでおしゃれで、少しレトロ。聴いていてとても楽しい気持ちになれる楽曲です」と、1stシングル『CANDY』のイメージをコメント。竹野は韓国でデビュー発表会見を行ったことについて、「やっとファンの方にメジャーデビューの報告ができると思うと、今日までずっとワクワクしていました」と、この日を待ちわびていたことを明かした。

　会見の終盤には、阿久根からサプライズ発表が。6月4日に渋谷にてフリーライブを行うことを発表し、「『CANDY』を初披露します。みなさんに会う準備をたくさんしてきたので、楽しみです」と、ファンへの嬉しい報告を行った。

　最後に、志賀より今後の夢とファンへのメッセージが語られた。志賀は「僕たちのすべてを愛していただけるようになりたいです。いつか国立競技場に立ち、COOLer（公式ファンネーム）のみなさんと素敵な景色を見たいと思っています。みなさんのおかげもあって、メジャーデビューが決定しました。これから先もずっと一緒にいてください」と、大きな夢とファンへの愛を語り、約15分の会見を終了した。

　これから8月のメジャーデビューに向けて、活動を本格稼働させていくICEx。今後彼らがどのような話題をつくり出していくのか、大きな期待がかかる。