元光GENJI 内海光司・佐藤アツヒロ、U&Sとして再デビュー 最年長と最年少、正反対の2人が放つ“大人アイドル”の輝き

 内海光司と佐藤アツヒロによる新ユニット・U&Sの1stデジタルシングル『UpdateS』が10月5日より配信スタートした。

 1987年から1990年代前半にかけて人気を博したアイドルグループ、光GENJIのメンバーだった内海と佐藤。1995年の解散以降ソロ活動に専念していた2人は、光GENJIのデビュー35周年を記念して2022年にU&Sを結成した。

 今年1月に『Love music』(フジテレビ系)に出演すると、ブランクを全く感じさせないローラースケートでの華麗なパフォーマンスを披露。さらに、6月には夏の大型音楽特番『テレ東音楽祭 2023夏~思わず歌いたくなる!最強ヒットソング100連発~』(テレビ東京系)に出演し、ジャニーズJr.のHiHi Jets、TOKIOの国分太一、20th Century(以下、トニセン)とコラボを実現させるなど話題をさらってきた。

 そんなU&Sが歌う「UpdateS」は、光GENJIが活躍していたころのアイドルソングを思い出させるような爽やかで懐かしさを感じるサウンド。そして歌詞には、ガラス=「ガラスの十代」、奇跡=「奇跡の女神」、ダイヤモンド=「Diamondハリケーン」、勇気=「勇気100%」など、光GENJIのヒットソングを彷彿とさせるフレーズが散りばめられている。その歌詞のアレンジは2人が自ら手掛けたのだというから、なんともファン心をくすぐる仕掛けではないか。

 そうした2人の裏話がいくつも披露されたのが10月7日にゲストとして出演したトニセンのラジオ『S.I.N NEXT GENERATION』(JFN)だった。出会って35年以上の付き合いになる5人の会話は、まさに同窓会のような雰囲気。なかでも、内海と佐藤が光GENJIの最年長と最年少メンバーだったことを踏まえて、トニセンの3人が「この形は(V6で言うと)坂本(昌行)と岡田(准一)が一緒にやるようなもの」と感じたのか、「どんな雰囲気?」と聞くシーンが印象的だった。光GENJIとV6は、グループ内で年上組が光とトニセン、年下組がGENJIとカミセン(Coming Century)と分かれていたのが共通点としてあった。だが、光GENJIについては佐藤曰く「“光”には敬語」だったそうで、話す機会も少なかったという。そこで、U&Sを結成するタイミングで敬語をやめることを内海に打診したのだと明かす。

 また、そのタイミングで呼び名も「内海くん」から「ウッチー」に変更。内海は、その感想を求められると「なんか言ってんな」とクールなリアクションを返すところも2人の関係性を表しているようだった。また、「ウッチーなんてファンの子にも呼ばれたことない」と戸惑いながらも、佐藤の提案を受け入れていくところも、内海の兄感が漂っていて微笑ましかった。

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