SixTONES 京本大我、『題名のない音楽会』との相性 音楽の力を信じ、夢を叶えたからこその説得力
また、メンバー全員が、“音楽”への情熱やこだわりが強いSixTONESの中でも、京本は人一倍、自らの表現を追求したい想いを持っているように見える。8月30日に発売したシングル『CREAK』の初回盤に収録されたソロ曲で、京本は唯一自ら作詞作曲した楽曲を選んでいる。8月19日放送の『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)で、当初は自作曲は入れない方向だったものの、スタッフに相談し、これまでの自作曲の中から7年前に作詞作曲した「We can't go back」が選ばれたと経緯を話した。今回のソロ曲は、それぞれの想いやセルフプロデュース力、楽曲提供してくれたアーティストとの絆まで感じられる。京本を始め、メンバー全員の「夢が叶った」形だ。
そんな経歴を持つ京本が「夢響」で夢を叶えた舞台上の出演者へ向ける視線は穏やかなものだった。演奏披露後には、音楽や演技を通じて自身が経験してきたことを照らし合わせながら、相手の名前を必ず入れながら真摯にコメントをしていた姿も印象的だった。例えば、ピアノを愛する音楽教員に対しては、「本当に、かっこよすぎてずっと見とれてしまってあっという間に終わってしまった」「演奏しながら微笑みがあふれていたのが、今この瞬間夢を叶っているんだなと疑似体験できて、幸せな気持ちになりました」と最大限の賛辞を送る。
また、夢敗れた経験を持つ高校生トランぺッターには、「僕も日頃なかなか1位を取れないことも多いんですけど、その方が悔しさとか反骨精神というかそういう思いが強く出ると思うので、これから力強く成長されていけばいいなと、僕も応援したいなと思いました」と、自らの悔しい経験からくるからこそリアルさが伝わるコメント。
夢を叶えること、音楽というものが持つ力を身をもって感じている京本だからこそ、『題名のない音楽会』において存在感を発揮していた。見届け人として、参加者たちや視聴者に夢や希望を与えてくれた姿から、京本個人はもちろん、今後のグループがどのように夢を叶えていくのか、ますます楽しみになった。
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