相葉雅紀、嵐の記念日の度にファンに伝える感謝の気持ち　ストレートな愛情表現で繋ぐグループの絆

　今年8月25日放送回では、8月30日に迫った松本潤の誕生日をお祝いする場面もあった。松本の好物だというもずく酢を頬張りながら「松潤を感じるわぁ」なんて言う1コマで笑いを誘ったことも。また、6月16日放送回では二宮和也の誕生日をお祝いし、二宮のソロ曲「MUSIC」を流して番組を盛り上げた。加えて、同日が誕生日である風間俊介、そしてA.B.C-Zの五関晃一の名前にも触れる気遣いを見せたのも、相葉らしさを感じる一幕だった。

　さらに1月17日放送回では、1月25日に誕生日を迎える櫻井翔に何をプレゼントしたらいいかと悩みを吐露する展開も。最近は櫻井にパンツを贈ることが恒例となっているため、櫻井のパンツが新調できなくなってしまうのではないかと心配する一方で、毎年同じプレゼントでは「能がないのでは？」なんていう可愛らしい悩みに思わず頬が緩んだものだ。

　もちろん、芸能活動を休止している大野智に対しても、そのスタンスは変わることはない。昨年11月25日放送回で、番組冒頭に「今日はね、記念すべきリーダーのお誕生日でございます！　11月26日。おめでとうリーダー」と祝福。今年の誕生日付近のオンエアでも、また大野との近況が聞けるのではないかと楽しみにしているファンも多いはずだ。

　相葉の存在が嵐の絆を繋いでいる。そう再認識することとなった結成24周年記念日。実は、もうひとりひっそりと言及していたメンバーがいた。それは、相葉と“にのあい”コンビとしてファンに親しまれている二宮だ。二宮は、個人X（旧：Twitter）アカウントで「24…迎えました おめでとうございます。 ありがとうございます」とポスト。あえて「周年」とは書かずにいるところも、二宮らしさが滲むではないか。

　ストレートな愛情表現で多くのファンを笑顔にさせる相葉と、少しひねりの効いた言葉でニヤリとさせる二宮と。“にのあい”コンビの対照的な言動が楽しい1日となった。できることならば、近い未来に「再始動の記念日」ができることを願うばかり。そして、相葉がラジオで「その日」を覚えていたり、覚えていなかったりするくらい、再び嵐が長く活動してくれることを期待してやまない。