相葉雅紀、嵐の記念日の度にファンに伝える感謝の気持ち ストレートな愛情表現で繋ぐグループの絆

 9月15日、結成24周年を迎えた嵐。この日の深夜にオンエアされたラジオ『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送)では、相葉雅紀からファンに感謝の気持ちが伝えられた。

 番組が始まるやいなや「あ、嵐が結成されてから満24年になりました! ありがとうございまーす! みなさんのおかげで本当にね、24年!」と話題を切り出した相葉。そして「今は休止中っていうのもあるんですが、本当に感謝しかないですね。ここまで支えていただき、本当にありがとうございます」と続けるのだった。

 ちなみに、昨年の結成記念日直後のオンエアとなった9月16日放送回では、「9月15日は何の日?」と番組スタッフの“ちかさん”から問われ「僕がジャニーズJr.の初めてのレッスンに行った日ですね」と誤回答していた相葉。「それ、8月15日じゃない?」とツッコまれると、「あ、そうだね」と焦りながら、「え、地元のお祭りの日? え、何、何、何?」と戸惑っていたのを思い出す。そして、ちかさんから「ハワイの日じゃないの?」と言われて、「あー! 間違ってないです。なんだ〜、言ってよ〜! あれね、会見をした日!」と、ようやく思い出したようだった。1999年9月15日にハワイの船上でデビュー発表会見を行なった嵐。日本時間と現地時間の時差があったことから、一時期は9月15日なのか16日なのかという論争がまき起こったこともあったが、今では両日をお祝いしようということで落ち着いたようだ。

 また、結成日、デビュー発表日に加えCDデビューを果たした11月3日もあることから、記念日がありすぎて困惑してしまったというのが、昨年の相葉の様子だった。「そういうの気にしてないと、やっぱり急に言われても出てこなかったね」と言っていた相葉だが、さらに遡ること2021年の9月17日放送回では、しっかり意識できていたようなのだ。「地元のお祭りが9月15、16、17日だったの。いつも9月15日ってみると、“よっしゃ〜お祭りだ!”って思ってたんだけど、嵐がデビューしてから9月15日は“お祭りだ”っていうよりも“嵐の結成日だ”っていうほうに変わりました」と話していたのが懐かしい。しっかり覚えていたり、ときにはうっかり抜けてしまったり……そんな自然体なところも義務感からではなく、心からそう思えたときにお祝いしているのだと思わせてくれる。そして、決して変わらないのが、「ありがとうございます。みなさんのおかげで22年経ちました。これからもよろしくお願いします!」とファンへの感謝を述べていたところ。きっと相葉にとって記念日というのは日頃当たり前になってしまっていることに、改めて感謝する日なのだろう。

 相葉は、そんな節目のタイミングはもちろんのこと、いつだって嵐の5人を意識した言動を見せてきた。同時に、それを支え続けていたファンへの感謝や愛情も示してきた印象だ。「5人で会いたい」「メンバーと旅行に行きたい」などグループの話題をしていく相葉がいるからこそ、ファンは安心して“嵐のファン”で居続けられるのだ。

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