SEVENTEEN×セブン-イレブン、NewJeans×ロッテ、Stray Kids×ファミリーマート……K-POP新世代の国内企業CM起用が相次ぐ
まず、現在ワールドツアーを開催中で、8月23日~9月7日にかけては日本公演を行ったLE SSERAFIMは、SAKURAとHONG EUNCHAEが国内企業のCMに登場している。SAKURAは今年2月より放映されたデジタルハリウッド大学のCMに出演。大学が伝えたい「みんなを生きるな。自分を生きよう」というメッセージに、世界を目指して韓国で自分らしく活躍するSAKURAのクールな姿がマッチしていたことから話題を集めた。そして、HONG EUNCHAEは、ロート製薬株式会社のZ世代向けスキンケアブランド「Calamee」のイメージモデルに7月より就任。彼女が出演するWeb CMも制作され、ロート製薬公式YouTubeで映像が公開されると、再生数が12万回以上(9月11日現在)と注目を集めている。
また、2022年末の「第64回日本レコード大賞」で特別賞を受賞し、今年は日本初ツアーの開催や初の冠番組放送などを行って活躍の場をさらに広げているKep1erは、3月15日にリリースした日本2ndシングル『FLY-BY』のタイトル曲「I do! Do you?」にて、ヘアカラーなどを開発・提供する化粧品メーカーのホーユー株式会社の創立100周年を記念するTVCMソングを担当した。ファンからはSNSなどで度々喜びの声が上がっており、CMのコンセプトとマッチした起用に反響も大きかった。
さらに9月4日には株式会社ロッテが、HYBE LABELS傘下のADORに所属するNewJeansとの広告契約締結を発表。HYBE繋がりでロッテはBTSもCMに起用している。NewJeansがイメージキャラクターを務める広告は今年の冬から展開されるといい、Z世代を中心に幅広い世代から支持を集める彼女たちだけあって、今冬は必ずや同グループ出演のCMや広告が1つのムーブメントを巻き起こしていくだろう。
これまでも国内における広告やCM、販促キャンペーンでK-POPアーティストが起用されることはあったが、多くの場合、登場するのはBTSやTWICEなどのすでに圧倒的な知名度と人気を獲得したグループだった。本稿で見てきたように、多数の若手・次世代K-POPアーティストが、日本デビューの有無や男女を問わずさまざまな場面でCMなどに起用されている状況はとても興味深く、国内の音楽・アイドル・タレントシーンに新しい流れが起きていると言えよう。今後もこのトレンドは加速し、広がりを見せていくのかもしれない。
※1 https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2207875
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