SixTONES、それぞれの形で“愛”や“恋”を歌う『CREAK』収録ソロ曲 ティザー映像から感じた6人の想い

SixTONES、“愛”や“恋”を歌うソロ曲

 SixTONESが8月30日に11枚目のシングル『CREAK』を発売する。その初回盤A、初回盤Bにはデビュー以来初となる全員のソロ曲が収録。発売に先駆け、8月12日から17日にかけて各ソロ曲のティザー映像が公式YouTubeにて公開された。楽曲の一部やその制作風景から、念願のソロ曲への展望を膨らませたい。

松村北斗「ガラス花」

SixTONES – ガラス花 (Hokuto Matsumura) [1 minute teaser]

 映画『キリエのうた』でも共演を果たすアイナ・ジ・エンドが提供した今作。「メンバーといる時に無邪気さを感じる瞬間もあるし、逆に開けてはいけない扉があるんじゃないかっていうような顔をしているのも見た」という鋭い洞察力のあるコメントを残したアイナが松村に向けたこの曲では〈さよなら〉というフレーズを繰り返す切ない歌詞がシンプルなメロディに乗り、彼の真っ直ぐな歌声と時折見せる何かを考えているような儚い表情によくマッチしている。

 動画のコメント欄では「北斗くんが纏う清らかさや温かさ美しさが感じられる」「北斗くんの澄んでいて落ち着いた声が存分に活かされていてすごく好きです」とファンもこの曲が映し出す“松村北斗像”に納得の様子だ。彼自身も「テーマはあくまで“松村北斗”です」と語る。彼が彼を歌う一曲に期待したい。

髙地優吾「MUSIC IN ME」

SixTONES – MUSIC IN ME (Yugo Kochi) [1 minute teaser]

 「ガラス花」と打って変わって、思わず体が動き出すような跳ねるリズムと髙地の陽気で明るい歌声が頭に残る曲だ。サビ前ではラップを織り交ぜたような新鮮な歌い方で耳を楽しませ、サビではゆったりとしていながらも軽やかな歌声と飾らない歌詞で聴き手を励ましてくれる。

 髙地は「お客さんみんなが歌ってくれたら泣いちゃうかもしれない」とコンサートでの披露を期待させるようなコメントを残した。特に歌詞を重視しておりファンへ届けたい等身大の想いがそのまま曲になったようだが、自分へ言い聞かせるメッセージにもなっているのかもしれない。〈足元 気にしなくていいんだよ〉〈自分らしくいようよ〉と温かい歌詞の光る今作の全貌が楽しみだ。

ジェシー「Never Ending Love」

SixTONES – Never Ending Love (Jesse) [1 minute teaser]

 ジェシーがかねてより懇願していたKinKi Kids・堂本剛からの楽曲提供となった今作は、彼のとろけるような優しい歌声が存分に生かされたバラードナンバーとなっている。ティザーは〈世界はどこへ 向かうのだろう 置き去りにされても 僕の愛は闘う〉という壮大で美しい歌詞とともに始まる。様々な経験を積みながらも常に周りを楽しく照らし、心に波を立てることのない彼をそのまま表したような言葉だ。

 ジェシーは「尊敬している人に自分のイメージで作ってもらえるのはすごくありがたい」と感慨深そうに話し、約1分間のティザー映像だけでも喜んでいる様子が伝わってくる。動画にはジェシーの歌い方が堂本を彷彿とさせるといったコメントも多く寄せられている。堂本がジェシーをどう書いたのか、ジェシーが“終わらない愛”をどう歌うのか、リリースを楽しみにしたい。

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