SixTONES「こっから」MV再生数急上昇 音楽番組で披露するたび話題になる、野性的な魅力を強調するパフォーマンス

 SixTONESのYouTubeチャンネルに投稿されている「こっから」のMV再生数が急上昇中だ。同作は5,900万回(7月21日現在)を突破し、すでに3年前に公開されたデビュー曲「Imitation Rain」MV超えを達成。公開された5月から約2カ月ほどで、SixTONES史上最も高い再生回数を叩き出している。もはやグループの新たな代表曲になったと言っていいだろう。

SixTONES – こっから [YouTube ver.]

 「こっから」は、今年6月に発売されたSixTONESの10枚目のシングル曲かつドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)主題歌で、ファンク調のサウンドの上でメンバーたちが自在に繰り広げるマイクパフォーマンスが印象的な一曲。遊び心に富んだ歌詞やグルーヴ感抜群の演奏、そして激しいボーカルの掛け合いが魅力だ。

SixTONES – こっから -Dance Performance Only ver.-

 この曲がここまで大きな反響を呼んでいる理由の一つが、ダンスパフォーマンスにある。SixTONESのYouTubeチャンネルではダンスパフォーマンス映像も公開されており、その全容が確認できるが、楽曲の世界を鮮やかに彩る衣装や、先述したようなファンキーなサウンドを華麗に乗りこなす振り付けが印象深い。今作はこうしたクリエイティブ面がSixTONESの隠れた魅力を最大限に引き出していると感じる。一人ひとりの個性を際立たせたカラフルな装いや、アドリブ要素を多く含みながらもサビで全員で複雑なステップを踏む難度の高いダンスは、一見クールだがその中にも確かに存在する彼らの野性的な魅力を強調するものだ。こうしたクリエイティブなしでは、この反響は得られなかっただろう。

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