SixTONES 京本大我&松村北斗、田中樹&髙地優吾、ジェシー&森本慎太郎……「CREAK」MVに映し出されたペアでの見せ場
SixTONESの新曲「CREAK」は、メンバーの松村北斗となにわ男子 西畑大吾が“相棒にしてライバルの最強ダブル探偵”としてW主演を務めるドラマ『ノッキンオン・ロックドドア』(テレビ朝日系)の主題歌だ。8月4日に公開されたMVは8月10日現在で500万回再生に迫る勢い。スピード感あふれるメロディに力強いコーラスワークと壮大なストリングスが絡み合う、激しめのダンスナンバーに仕上がっている。MVもダンスをメインで見せ、SixTONESの個性とダンスを楽しめる。
MVは、主題歌のドラマで主演を務める松村がドアを開くシーンから始まる。前作「こっから」のカラフルな衣装や街歩きのシーンとは打って変わり、モノクロの不可思議な空間で、メンバーのダンスパフォーマンスをメインに進んでいく。ダンスシーンと、時折ドラマにおける“相棒”を思わせるような、ペアでのシーンが挟み込まれる。目まぐるしくスピード感溢れながら、SixTONESメンバーのパフォーマンスを存分に楽しめる仕上がりだ。
序盤で早速見られるペアは、京本と松村。背中合わせでアップになるシーンの、2人の表情と空気感に息をのむ。この2人は“きょもほく”としてファンの間でも人気が高く、1stアルバム『ST』に収録された「ってあなた」をユニット曲として披露している。同作は、演技派として映画やドラマ、ミュージカルなど数多くの実績を積み重ねている2人の、切ない演技を味わえるものとなっている。1stアルバム収録楽曲としては、しっとりとしたバラードで女性との絡みもある、相当攻めたMVだ。彼らの常に新しいことをして驚かせたいという気概や、世界観や楽曲を第一に作り込んでいくスタンスを感じさせる。
そんな2人のバランスの良さは現在も変わらない。SixTONESでは「かわいい」役割を担うことも多い京本だが、実は身長174cmであり、177cmの松村と並ぶとほとんど変わらないことを「CREAK」MVの背中合わせの演出で思い出した人も多いのではないだろうか。白と黒、西洋と和を思わせる2人の空気感と、正反対のように見えて、一つに混じり合いそうなシンクロぶりを感じさせる。