BLUR、NewJeans、BE:FIRST、ももクロ、YOASOBI……『サマソニ2023』多種多様なジャンルが賑わう注目アクト
都市型音楽フェス『SUMMER SONIC 2023』(以下、『サマソニ』)が、8月19日と20日に東京と大阪で開催。ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ(東京)でのライブ模様を、WOWOWがオフィシャルTVとして配信することが決定した。2日間のマリンステージ、マウンテンステージ、ソニックステージ、パシフィックステージに加え、『サマソニ』前夜に開催されるオールナイトフェス『SONICMANIA』の全3ステージもWOWOWオンデマンドにて独占ライブ配信。ここでは今年の『サマソニ』の注目アクトを紹介。ジャンルを超えたアーティストが揃った同フェスの魅力をたっぷりと味わってほしい。
BLUR 8/19(土)配信
KENDRICK LAMARと並び、ヘッドライナーとして登場するBLUR。90年代のブリットポップをOASISとともに牽引し、今なおUKロックを象徴する存在としてリスペクトを集める彼らが『サマソニ』のステージに立つのは、2003年以来、ちょうど20年ぶり。2003年はグレアム・コクソン(Gt)が不在だったため、4人揃った『サマソニ』のステージは今回が初となる。
昨年、待望の再始動を果たし、今年7月にニューアルバム『The Ballad Of Darren』を発表。現在の社会情勢を反映した寓話的なリリック、BLURらしい独創的なポップセンスをさらに深化させたサウンドが一つになった本作は、彼らの新たな名作と評されている。7月に行われたウェンブリー・アリーナ公演では「Girls & Boys」「Tender」「The Universal」「Song 2」などもプレイし、現地のオーディエンスを熱狂させた。『サマソニ』のステージでも、キャリアを代表するヒット曲、そして“2023年のBLUR”の両方を体感できるパフォーマンスを期待したい。
NewJeans 8/19(土)配信
クリエイティブマン・プロダクションの清水直樹もラジオで熱くコメントした韓国発グローバルグループのNewJeansは、今年の『サマソニ』における大注目アーティストの一組。昨年7月にシングル曲「Attention」でデビューして以降、「Ditto」「OMG」「ETA」などが次々とヒット。アメリカのビルボードをはじめ各国のチャートで1位を獲得し、音楽フェス『ロラパルーザ』に出演するなど、瞬く間に世界的なブレイクを果たした。彼女たちの特徴は、90年代後半〜00年代前半のR&B、ダンスミュージックを取り入れた音楽性、鍛え抜かれたダンス&ボーカルのセンス、そして、キュートな表情と凛とした強さをあわせ持ったパフォーマンス。現代のポップミュージックを象徴する存在となったNewJeansのアクトはまさに必見だ。
CAMILO 8/18(金)配信
『SONIC MANIA』、そして星野源がキュレーターをつとめるBEACH STAGE「“so sad so happy” Curated by Gen Hoshino」(8月19日)に出演するCAMILOは、コロンビア出身のアーティスト。Instagramのフォロワー数2800万人を超えるラテンポップのアイコンだ。プロデューサー、ソングライターとしてBecky G、Bad Bunnyなどの作品に関わっていたCAMILOは2020年にアルバム『Por Primera Vez』で本格的にアーティストデビュー。「Vive Latino」「Favorito」が大ヒットを記録し、ラテン音楽を牽引する存在となった。ハッピーでチャーミング、リスナーを肯定する力に溢れた彼のポップソングは、今や世界中の音楽ファンを魅了している。昨年リリースされた3rdアルバム『De Adentro Pa Afuera』は、父親になった喜び、多様な愛の形を祝福するような作品。初来日となる『サマソニ』のステージでも、ポジティブで開放的な空間を生み出してくれそうだ。