TWICE、SEVENTEEN、NCT……K-POPサブユニット、なぜ“3人組”が多い? スキルに特化し発揮される異なる魅力
2023年のK-POPシーンは、TWICEの日本人メンバー・MINA(ミナ)、SANA(サナ)、MOMO(モモ)によるMISAMOの本格始動が発表されたり、SEVENTEENのSEUNGKWAN(スングァン)、DK(ドギョム)、HOSHI(ホシ)によるBSSが5年ぶりにカムバックを果たしたり、4月にはNCTのDOYOUNG(ドヨン)、JAEHYUN(ジェヒョン)、JUNGWOO(ジョンウ)によるDOJAEJUNGが新たにデビューしたりなど、グループ内サブユニットの活躍が目まぐるしい印象だ。
そんな派生ユニットに共通して言えるのが、3人組が多いということ。上記で挙げたグループ以外にも、Stray KidsのBang Chan(バンチャン)Changbin(チャンビン)、HAN(ハン)の3RACHAやTREASUREのチェ・ヒョンソク&ヨシ&ハルトなども3人組だ。今回は、今活躍中のK-POPグループの3人組サブユニットの魅力を考察していきたい。
共通点を持ったメンバー同士だからこそ生まれるケミストリー
まず、K-POPグループのサブユニットは様々な特性を持つメンバーが選ばれることよりも、ある程度共通点を持っているメンバーで構成されることが多いように感じる。TWICEのMISAMOは全員が日本人メンバーで、Stray Kidsの3RACHAやTREASUREのチェ・ヒョンソク&ヨシ&ハルトは全員ラッパーである。
そんな同じカルチャーやルーツ、特技を持ったメンバー同士だからこそ、共感し合える部分が多く、楽曲制作やステージパフォーマンス、普段のコミュニケーションでも良いケミストリーが生まれることがあるのではないか。
また、K-POPファンの中には「ラップ/ダンス/歌に特化した曲やステージを堪能したい」といった要望を持つ人も少なからずいるようだ。そんなファンの希望を叶えることができるのもサブユニットの魅力だ。