Snow Man 目黒蓮、Sexy Zone 中島健人&菊池風磨から愛される真面目さとガッツ デビュー前から続く信頼関係

 一方、菊池は2022年1月3日にオンエアされたバラエティ『アイ・アム・冒険少年 4時間SP』(TBS系)で、デビュー前の目黒について回顧したこともあった。「一緒に話したり、相談したり“ご飯連れて行ってくださいよ”って慕ってくれている感じだった」と振り返り、「デビューしてから音沙汰ない」と笑いを誘う場面も。しかし「でもいいやつですよ。すごく好感の持てる素敵な青年だと思います。すごい好きっすよ」と続けた。また、「目黒、どんな気持ち?」とスタジオにいる目黒に問いかけ、焦った目黒が「1対1だと緊張しちゃうんで、(向井)康二も一緒にお会いできれば……」と歯切れの悪い返事をしてみせたかと思うと、「Sexy!」と締めくくるチャーミングさも披露。

 きっと中島と菊池が目黒を可愛がるのは、真面目さの中にグッと距離を縮めてくるガッツが見え隠れするからではないだろうか。今年3月5日には嵐の二宮和也の冠番組『ニノさん』(日本テレビ系)にゲスト出演した目黒。ジョイマンの「ナナナナ〜ナナナナ〜」のリズムに合わせて韻を踏むネタを真似た“1分間ジョイマンゲーム”にチャレンジすることに。「韻が踏めない」と言いながら、いざゲームが始まると「ナナナナ〜ナナナナ〜」と言いながら必死に思いを巡らせるも、一向に言葉が出てこない。変に照れて諦めるようなこともなく、延々と「ナナナナ〜ナナナナ〜」を繰り返す目黒に、菊池から「高く飛んで!」とのリクエストも飛ぶ。もちろん、その声にもまっすぐに応えていく。最終的にひねり出したのが「お寿司屋さん、クレープ屋さん」と、韻が踏めてるとは言い難いフレーズ。クールに見えて、ときに先輩の期待に応えようと泥臭い粘り強さを見せてくれる。そんな真面目さと負けん気が漂ったかと思えば、天然な部分が飛び出して思わず笑ってしまう。それが、目黒の愛され力と言えそうだ。

 根が真面目で、負けず嫌いといえば、“ふまけん”の2人にも共通するところ。コツコツと地道に努力を重ねてきた結果、中島は「Sexyサンキュー」を筆頭にキラキラワードを生み出す王子様キャラとして人気を博し、菊池は「許せない!」で一躍バラエティキャラとして開花した。そんな歩みがあるからこそ、成長真っ只中にいる目黒のことが可愛くて仕方ないのかもしれない。

 マルチに活躍する3人のこと。ステージに、バラエティに、ドラマに、SNSに……と、あらゆる形で共演するチャンスがあってほしい。そして、“ふまけんに可愛がられる目黒”の図が見られることを楽しみにしている。

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