ときのそら、さくらみこ、白銀ノエル、大空スバルらホロメンが揃い踏み 熱い歓声が飛び交った『hololive 4th fes. 』DAY1

『hololive 4th fes. 』DAY1レポ

 2020年に豊洲PITで開催された『hololive 1st fes. ノンストップ・ストーリー』から始まったホロライブプロダクションの全体ライブも今年で4回目。コロナ禍の影響で2021年の『hololive 2nd fes. Beyond the Stage』が無観客での配信開催になるなど、様々な制限が設けられる情勢にあってもしっかりと回を重ね、ファンとの交流を大切にしてきた強い意志は、ホロライブプロダクションとそこに所属する多彩なタレントたちがVTuberシーンを牽引、席捲していることと決して無関係ではないはずだ。今年は幕張メッセを会場とし、2度目となる大型イベント『hololive SUPER EXPO 2023』とともに、『hololive 4th fes. Our Bright Parade』が2Daysで開催された。今回特筆すべきは、ついに観客の声出しが解禁されたこと。待ちに待った最高の環境下でのライブ。これまで以上の盛り上がりは間違いないはずだ。ここでは3月18日のDay1をレポートしていく。

 今回の全体ライブにはホロライブ、ホロライブEnglish、ホロライブインドネシアに所属する総勢51名が参加。そこからDay1には25名がピックアップされていた。出演メンバーの紹介VTRが流れると会場はクラップの嵐と割れんばかりの歓声で包まれる。1曲目はこの日の出演メンバー全員による、全体楽曲「キラメキライダー☆」だ。生バンドによるダイナミックな演奏に合わせ、統一アイドル衣装を纏ったメンバーたちがステージ上にズラリとあらわれた光景はまさに圧巻。個性豊かな一人ひとりの表情や動きに、オーディエンスは一気にホロライブの世界へと没入していく。〈ここにいるよ 幻なんかじゃない〉〈きみと同じ世界を見つめて〉という曲中のフレーズが心に刺さる。そう、そこにはバーチャルを超えたリアルな興奮が間違いなく存在していた。

 そこからは各タレントがソロで1曲ずつを披露していく流れでライブは展開。「みんなブチ上がっていけぇ!」という煽りで会場を大きく沸かせたトップバッターの赤井はあとは、配信リリースされたばかりの「BUTA」を熱量高く届ける。博衣こより「WAO!!」、白銀ノエル「リリカルMonster」、夜空メル「キャラメル・デビル」、姫森ルーナ「ワールドイズマイン」まで連続で届けられた後は、博衣こよりと白銀ノエルによる最初のMCパートへ。

 うれしそうに手を振りながらステージ上を所狭しと駆け回る2人。「こんまっする~!!」(白銀ノエル)、「こんこよ~!!」(博衣こより)というそれぞれのお決まりの挨拶が投げかけられると観客もそれにしっかりと応える。声出し解禁を確認するように楽しいコール&レスポンスを繰り広げるなど、その話術で会場をひとつにまとめあげていく様は、さすがVTuber。歌はもちろん、こういったコミュニケーションの巧みさもまた彼女たちの大きな魅力だ。

ホロライブ1日目(M4)
ホロライブ1日目(M5)
ホロライブ1日目(M6)
白銀ノエル
夜空メル
姫森ルーナ
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白銀ノエル
夜空メル
姫森ルーナ
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 ジャジーなサウンドに乗せて大人っぽい表情を見せた鷹嶺ルイ「オーバード」、ファイヤーボールの演出を織り交ぜながら独自の世界を展開した癒月ちょこ「NoDistance」、ラップパートやハイレベルなダンスで魅了した小鳥遊キアラ「DO U」、キュートなロボットダンスとボーカルを届けたロボ子さん「リルビ」、ドープなEDMサウンドと「手上げろー!!」の煽りでフロアを沸かせたラプラス・ダークネス「Dark Breath」。曲ごとに変化する照明や演出でメンバーたちの個性を最大限に届けるステージは一瞬たりとも目が離せない。

ホロライブ1日目(M7)
ホロライブ1日目(M9)
鷹嶺ルイ
癒月ちょこ
小鳥遊キアラ
ロボ子さん
ラプラス・ダークネス
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鷹嶺ルイ
癒月ちょこ
小鳥遊キアラ
ロボ子さん
ラプラス・ダークネス
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 会場にウェーブを巻き起こした小鳥遊キアラと鷹嶺ルイによるMCを挟み、大空スバル「スターライト」、尾丸ポルカ「ペルソナ」、アユンダ・リス「生きるよすが」、沙花叉クロヱ「擬態ごっこ」と、ライブはまだまだ続いていく。沙花叉クロヱと尾丸ポルカのMCでは、先ほどの歌で見せていたパワフルな表情とは真逆とも言えるゆるいやり取りで会場が一瞬で心地よく和む。

大空スバル
尾丸ポルカ
アユンダ・リス
沙花叉クロヱ
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大空スバル
尾丸ポルカ
アユンダ・リス
沙花叉クロヱ
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