『ブラザー・トラップ』の繊細なラブストーリーを楽曲から楽しむ さゆべえ&Misty Tone feat. 石野理子が歌う“揺れ動く恋の心情”
心の内を吐露するような歌声でクライマックスを飾るエンディングテーマ
エンディングテーマ「マイラブ」は、複雑に揺れ動く恋の感情を表現したリズミックなミディアムアンセム。ドラマプロデューサーの熱烈なオファーにより、ソロアーティストとして活動するさゆべえの歌唱が実現した。
相手を想うからこそ不器用になってしまう恋心を描いた本楽曲。以前から定評のあったさゆべえの歌唱力が最大限に活かされた、ドラマのクライマックスにふさわしい一曲となっている。
例えば、音域を自在に、伸びやかに行き来する歌声はシンガーとしての彼女の魅力のひとつ。今回の「マイラブ」も歌詞に描かれた心情の揺れ動きとともに、メロディラインが大きく動く楽曲となっているが、さゆべえは中低音から高音までをあざやかに歌い上げている。また、言葉を一つひとつ噛みしめながら、切ない心情を丁寧に細やかに歌う彼女の表現力も必聴ポイント。特にサビ冒頭の〈ちゃんともっと上手に/好きになれたら…/最後はふたりで いたくて いたくて〉という部分は、ドラマでも登場人物の心情とストーリーが大きく動くクライマックスシーンで流れることが多い。第4話では元カレの大和があかりにキスをするシーンで、第5話では大和の本当の気持ちを幼馴染の藤宮遥(工藤遥)や和泉が知ってしまうシーンで同楽曲が流れたが、泣きたくなる心の内を吐露するような歌声は次週へと続くストーリー展開を盛り上げた。
2月8日にリリースされた『マイラブ』は、さゆべえとしては2曲目のデジタルシングル。2022年6月にリリースされた1stシングル『ダイヤモンド』では、決して実らない恋を持て余した心情をアコースティックなバンドサウンドの中でストレートに表現していたが、本楽曲ではMVも含めてその表現力にさらに磨きがかかっているように思う。1フレーズごとの歌い方の機微で、歌詞に書かれた恋愛の切なさやあたたかさを表現する歌唱力は圧巻。聴き手を楽曲の世界へと引き込む彼女の豊かな感性を改めて堪能できる本楽曲は、“ソロアーティスト・さゆべえ”として、今後の活動の礎になるのではないだろうか。
それぞれ異なる魅力を持ったソロシンガー2名を楽曲に起用したドラマ『ブラザー・トラップ』。石野理子とさゆべえの歌声が楽曲の世界観とマッチしながら、複雑に絡み合う登場人物の心情と恋愛模様を描いたストーリーを引き立て、相乗効果を生み出していると言える。ドラマは佳境を迎え、いよいよ後半へと突入する。あかりと和泉、大和の繊細な三角関係はどう発展し、楽曲と合わせてどのように表現されるのだろうか。
■放送情報
TBS深夜ドラマ ドラマストリーム
『ブラザー・トラップ』
地上波放送:毎週火曜夜0:58-1:28 TBS(※一部地域をのぞく)
先行有料配信:「Paravi」「U-NEXT」にて各話地上波放送1週間前の火曜正午に配信
※各話地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」「GYAO!」「Yahoo!」にて無料1週間見逃し配信
[公式Twitter]@drama_streamtbs
[公式Instagram]tbs_drama_stream
[公式TikTok]@drama_stream_tbs
■リリース情報1
さゆべえ Digital Single「マイラブ」
2023年2月8日(水)リリース
ダウンロード/ストリーミング
https://lnk.to/MyLove_Sayubee
<「マイラブ」楽曲クレジット>
アーティスト名:さゆべえ
作詞:栗原暁(Jazzin'park)
作曲:栗原暁(Jazzin'park)、前田佑
■リリース情報2
Misty Tone『ひとひら / ぬくもり』
2月22日(水)リリース
ダウンロード/ストリーミング
https://friendship.lnk.to/Hitohira_Nukumori
<収録曲>
① ひとひら feat. 石野理子
② ぬくもり feat. 石野理子(TV ver .)
③ ぬくもり feat. 石野理子(配信限定ver)
④ ひとひら-Instrumental-
⑤ ぬくもり-Instrumental-
<「ひとひら」楽曲クレジット>
作詞:MiNE(天才凡人)
作曲:兼松 衆
編曲:兼松 衆
ゲストボーカル:石野理子
Gt. 西田修大
Ba. 越智俊介
Pf. 兼松衆
Dr. 吉田雄介(tricot)
<「ぬくもり」楽曲クレジット>
作詞:MiNE(天才凡人)
作曲:兼松 衆
編曲:兼松 衆
ゲストボーカル:石野理子
Vo. MiNE(天才凡人)
Gt. 西田修大
Pf. 兼松 衆