なにわ男子 藤原丈一郎、27歳の誕生日を迎えて 冠ラジオ番組や野球実況への挑戦で磨かれるトークスキル

 2月8日に27歳の誕生日を迎えるなにわ男子の藤原丈一郎。この日は、昨年4月からスタートした藤原の冠ラジオ番組『藤原丈一郎のなにわんだふるラジオ supported by ローソン』(FM大阪)の公開収録が予定されており、ファンや“じょーれん”(ラジオリスナーの呼称)との時間を設けるなどお祝いムードが高まっている。

 2020年4月4日にスタートした同番組。藤原はとにかく一人喋りが上手なメンバーだ。音声のみとはいえ、口角をあげながら喋る藤原の顔が浮かぶほどの明るい雰囲気で、抑揚をつけながらテンポの良い軽快なトークでリスナーを楽しませている。

 なにわ男子のメンバーが交代で出演する『なにわ男子の初心ラジ!』(ニッポン放送)では、藤原がメンバーとのトークにツッコミを入れたりツッコまれたり、“なにわ男子”らしい会話が楽しめるのに対して、1人で進行する同番組では藤原の個性がたっぷり。ネタも豊富で、時には一人二役を演じながら、まるでリスナーの隣に座って語りかけるような飾らないトークが魅力だ。放送開始当初はグループとしてはデビュー前だったが、関西ジャニーズJr.時代からのトークスキルが活きており、安心して耳を傾けられる30分だ。

 昨年11月28日放送回では、友人の誕生日プレゼントに悩んでいるという相談メールが寄せられ、藤原は「これは難しいよね」と共感を示した上で、メンバーの大西流星は誕生日プレゼントに何が欲しいか聞かれるたびに靴をリクエストしていたところ3つ届いたという微笑ましいエピソードや、藤原はメンバーに世界に一つだけの“幼少期の思い出Tシャツ”を作って贈っていること。また、相手からリクエストされたものを買ったとしても渡すときにサプライズを考えるなどのこだわりを明かした。トーク中には、女性男性、目上の人と、贈る相手の性別や立場を文面から想像を巡らせ、あらゆる方向でトークを展開。相談に無難な答えで済ませることなく、笑いや実体験を交えながら一生懸命に答えていたのが印象的だ。また、番組ではスポンサーであるローソンの新商品を食レポすることもあり、独自のテンションとワードチョイスでリスナーの食欲をそそる。

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