LE SSERAFIM、純白の衣装で日本デビューショーケースに登場 トーク&ゲームも交えてたっぷり届けた5人の魅力

LE SSERAFIM、日本デビューショーケースレポ

 そして、事前に募集したファンからの質問に回答するコーナーへ。

 KIM CHAEWONへの「YouTubeで『First Love』(宇多田ヒカル)をカバーしていましたが、他に歌ってみたい日本の曲は?」という質問に対して、「映画『君の名は。』の主題歌『なんでもないや』(RADWIMPS)を歌ってみたい」と回答。実際にKIM CHAEWONが「なんでもないや」の一部をサプライズ披露する一場面も。

 SAKURAへの「カップリング曲『Choices』で好きな歌詞と、ラップパートで難しかったところは?」という質問に対しては、「最初の〈A, B〉という歌詞が癖になります。『エビ』って聴こえて可愛い(笑)。ラップパートはすごく速いけど、上手くできて良かった。機会があればまた挑戦したいです」と回答し、SAKURAらしく意欲を見せた。

 HUH YUNJINへの「作曲もされていますが、どんな時にメロディや歌詞が思い浮かびますか?」という質問には「日常の中のいろいろなところからインスピレーションを受けます。周りに良い影響を与えてくださる人がたくさんいるので、自然に生まれてくるのかな」と答え、個性豊かなメンバーと活動できていることへの感謝を述べた。

 KAZUHAには「関西弁で語りかけてほしい」という直球の質問が投げかけられ、KAZUHAが「FEARNOT、いつも応援してくれてありがとう。これからもずっと一緒にいよな。大好きやで」と笑顔で返すと、客席からは大きな拍手が起こった。

 HONG EUNCHAEへの「最近覚えた日本語と、好きな日本語を教えてください」という質問に対しては、「最近覚えたのは、コンビニで聞いた『カードをお取りください』という言葉で、好きな日本語は『なんでこんなに美味しいの?』です」と答えて笑いを誘った。

 さらに「想像を超えるパフォーマンスを見せるために、皆さんが意識しているところは?」という質問に対して、代表してリーダーのKIM CHAEWONが「常に今の状態に満足することなく、どうすればより完璧になれるか、より良くなれるかをステージに立つ直前までいろいろと悩んで、話をしています」と答え、トップアーティストらしいプロフェッショナリズムを感じさせた。

 トークセッションを終えると、イベントもいよいよ終盤へ。「CHECKMATE KINGを取れ!」と題されたゲームは、5人で順番を決めて制限時間内に1人ずつミッションをクリアしていき、1人でも失敗すると最初の人からやり直しというルールだったのだが、HONG EUNCHAEがストップウォッチの時間を見ずに10秒を計るのに苦戦し、KIM CHAEWONが何度も同じ早口言葉に挑戦することになるなど、たくさんの笑いを生み出して会場を盛り上げた。

 そして最後の楽曲を披露する前に、各メンバーからファンへの挨拶が行われた。

HONG EUNCHAE

 HONG EUNCHAEは「私たちにとって今日はとてもドキドキする嬉しい日でした。FEARNOTと一緒に過ごせて良かったです。これからの私たちにも期待してください」とマンネ(末っ子)らしい笑顔を見せながら、日本語でファンに語りかけた。

 KAZUHAは「これからも皆さんに会える機会がたくさん増えるよう、一生懸命頑張っていくので応援よろしくお願いします。温かくして気をつけて帰ってください」と、会場のファンへの気遣いも織り交ぜながらコメント。

 HUH YUNJINは「日本でデビューすることができて本当に嬉しいですし、これからの活動が楽しみです」と語り、「大好きだよ」とファンへ愛を込めた言葉を贈った。

 SAKURAは「これからFEARNOTの皆さんと、もっともっと素敵な景色を見れたらいいなと思うので、これからもずっと一緒に歩んでください」と、今後の活動への期待も滲ませながらコメント。

 最後にKIM CHAEWONが来場者への感謝を述べ、「これからの日本でのLE SSERAFIMの活動も期待してください」とリーダーらしくまとめた。

 ラストは「FEARLESS -Japanese ver.-」を披露。一糸乱れぬダンスと、ガールクラッシュを体現する表情で観る者を最後まで惹きつけ、ショーケースイベントが終了した。

 2022年5月のデビューから数々の記録を作り、韓国、日本、そして世界中で注目を集め続けているLE SSERAFIM。日本初の単独イベントは、パフォーマンスはもちろんのこと、トークやゲームなども通じて彼女たちの魅力に様々な角度から触れられた濃密な時間だった。日本デビューを果たし、活動の場をさらに広げる彼女たちから、2023年も目が離せない。

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