LE SSERAFIM、純白の衣装で日本デビューショーケースに登場 トーク&ゲームも交えてたっぷり届けた5人の魅力

LE SSERAFIM、日本デビューショーケースレポ

 1月25日、LE SSERAFIMの日本1stシングル『FEARLESS』の発売を記念したショーケースイベントがTOKYO DOME CITY HALLで開催された。グループとしては、日本で初の単独イベントとなった今回。抽選で選ばれた約2000名のファンが会場に駆けつけ、待望の日本デビューを果たした彼女たちの姿を見守った。本稿ではそのイベントの様子をレポートする。

 会場が暗転すると、ファンの視線は一気に、チェス盤のような装飾が施されたステージへ。「Blue Flame」のインストゥルメンタルをバックに、前方の大スクリーンにはLE SSERAFIMメンバーのソロカット映像が流れ出した。するとステージ上にスモークが焚かれ、スクリーンが徐々に上昇。真っ白なワンピースに身を包んだ5人のメンバーが、盛大な拍手のなか登場した。

 まずは「Blue Flame -Japanese ver.-」をパフォーマンス。印象的なベースラインのイントロから、原曲の持つ雰囲気はそのままに、燃え盛るような熱い意志の表現が耳に残る日本語詞を披露していく。ダンスは最初から最後まで圧巻そのもの。しなやかながらも細部までキリッと揃ったパフォーマンスで、会場を魅了した。バレエ出身者のKAZUHAが足を高く上げた後にターンするおなじみの振付を披露すると、会場からはそのダンスの華麗さに大きな拍手が沸き起こった。

KIM CHAEWON

 KIM CHAEWONの「せーの」の声を合図に「こんばんは、LE SSERAFIMです!」と、メンバーが挨拶と自己紹介を行うと、会場のファンからはメンバーに会えたことを喜ぶかのように、次々と大きな拍手が贈られた。

 また、今回のイベントではメディア向けのフォトセッションも行われたが、その様子を立って見つめるファンに、SAKURAが「結構長くなるので座っても大丈夫ですよ」とさり気なく気遣うシーンも。クール、キュートに加え、「自分だけの『FEARLESS』ポーズ」など様々なお題の雰囲気で写真撮影が行われ、各メンバーの溢れ出る魅力に改めて触れる時間となっていた。

 続いて、トークセッションへ。日本1stシングルに絡めた質問にメンバーが回答した。

 まずは司会者からKAZUHAに質問。「日本初の単独イベントを前に、昨夜は眠れたか?」と聞かれると、KAZUHAは「緊張と期待でワクワクして、なかなか眠れなかったんですけど、今日のためにたくさん準備して練習してきたので、みなさん楽しんでいってもらえたらいいなと思います」と今回への想いを語った。続いて、SAKURAが現在の気持ちについて尋ねられると、「LE SSERAFIMとして新しくスタートを切ることに不安もあったんですけど、FEARNOT(ピオナ/ファンの総称)の皆さんがきっと私たちを応援してくれると信じているので、ワクワクしている気持ちです」と、日本デビューを果たしたことへの率直な感想を語った。

SAKURA

 日本1stシングルの収録曲についても、メンバーより解説があった。1曲目「FEARLESS -Japanese ver.-」と2曲目「Blue Flame -Japanese ver.-」は、それぞれHUH YUNJINとHONG EUNCHAEが楽曲のコンセプトなどを日本語で紹介。3曲目に収録された初の日本オリジナル曲「Choices」は、KAZUHAが「レトロなヒップホップとR&Bサウンドが魅力で、ストリートカルチャー感もあり、スタイリッシュな魅力を存分にお見せできる曲です。そしてLE SSERAFIM初のドラマタイアップ曲であり、ドラマ『三千円の使いかた』(フジテレビ系)の主題歌として紹介されました」と丁寧に解説した。

 トークセッション内では「FEARLESS -Japanese ver.-」のMVとCDジャケットについても言及。SAKURAはMVのコンセプトについて、「恐れることなく前に進むLE SSERAFIMの様子を、左右、上下、対角線、直線、どこへも動かせるチェス(駒)のクイーンに見立てて撮影をしました。日本版の『FEARLESS』をぜひ楽しんでくれたら嬉しいなと思います」とコメント。ジャケット写真については、KIM CHAEWONが「韓国のジャケット写真とはまた違う感じで私たちの新しい魅力をお見せしたいと思いました。(コンセプトの)“WHITE BACCHARIS”では、開拓という花言葉のようにLE SSERAFIMが追求する方向性をお見せしたくて、(第2コンセプトの)“PINK MUSK”では、より人間的で愛らしい姿をお見せできるように努力しました」と撮影時に意識していたテーマを明かした。

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