二宮和也&藤ヶ谷太輔、中居正広の“代打”で発揮されたこれまでのキャリア 後輩として番組を守る姿

 中居正広が1月17日放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)に出演し、全てのレギュラー番組への復帰を果たした。メディア各社が“中居節”と報じたように、ネガティブな報道をそれは見事な流れで笑いに変え、鮮やかに一蹴してみせた。中居の休養中は、二宮和也、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)がそれぞれ“後輩”というポジションから、これまでのキャリアで培った手腕を発揮。先輩の留守を守った。

 昨年、12月2日の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)では、映画『ラーゲリより愛を込めて』の宣伝を兼ねて出演した二宮が代理MCを務め、『二宮和也の金スマSP』として放送された。冒頭では、中居が事前に録音していた音声と共に番組が進行。中居の声に誘導されるがまま、中居が着用していた衣装、そして帽子を被ることになった二宮。中居は「忖度と圧力兼ねて」とどこかで聞いたフレーズを盛り込みながら、二宮をMCとして迎えた。中居は「いきなり、かみなり、二宮和也~」とギャグを言い、二宮が出演するウインナーのCMを彷彿とさせる一幕もあるなど、なんとも中居らしいおまけつきの演出となった。

 番組中盤では二宮が、映画で共演した松坂桃李らを迎えて、撮影秘話をたっぷりと語る時間となった。代打ではあったが、嵐、そして二宮個人としても様々なレギュラー番組で培ってきた二宮流のMC力を発揮。一方で主演としてのエピソードも明かすなど、1人二役、滑らかな進行で番組をまとめた。収録後は中居と生電話でトークを展開。中居が「ご苦労様でした」と労うと、二宮は「生きてるんだ……」と二宮節のジョークを飛ばせば、中居も「俺、いつ死んだ(笑)?」としばしのラリー。かつての『うたばん』(同局)を彷彿とさせる兄弟のようなやりとりが久しぶりに見られた。

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