TWICE チェヨン&ツウィ、Red Velvet YERI、SEVENTEEN DINO……K-POPシーンを担う卯年生まれの「99line」メンバー

躍進続けるグループで中核を担う「99line」メンバー

 中核メンバーとしてグループを牽引する「99line」のアーティストには、NCTのマーク、Kep1erのマシロ&シャオティン、Stray Kidsのチャンビン、TOMORROW X TOGETHERのYEONJUNがいる。

■NCT マーク

 昨年末に放送されたCNNインターナショナル『New Year’s Eve Live』にK-POPアーティスト代表としてNCT 127が出演し、米ビルボード「The 25 Best K-Pop Albums of 2022: Staff Picks」ではNCT DREAMの2ndアルバム『Glitch Mode』が5位にランクインするなど、世界で躍進を続けているNCT(※4)。

NCT MARK | Freestyle Dance | TINTS (Anderson .Paak)

 全メンバーの中でもちょうど真ん中の年齢にあたるマークは、8月2日が誕生日で卯年生まれ。NCT 127、NCT DREAMを兼任し、SMエンターテインメントの選抜グループ、SuperMとしても活動するなど、今最も忙しいK-POPアーティストのひとりだ。ラップの実力はさることながら、巧みなライムを使った作詞の才能も見逃せない。キレと力強さがありながら、体幹に1本の軸が通っているかのようなしなやかさを持つダンスも圧巻。礼儀正しく誠実で、思慮深い一面も魅力的なメンバーだ。

■Kep1er マシロ&シャオティン

 デビュー曲「WA DA DA」がYouTubeで1.4億回再生を記録(1月5日現在)、これまでリリースした3枚のミニアルバムも累計売上が100万枚を超えるなど、2022年はデビューと共に飛躍の年になったKep1er。その人気は今や広くアジアに及び、12月末には中国のファッション誌「KNIGHT」の表紙も飾った(※6)。

[MPD직캠] 케플러 마시로 직캠 4K 'WA DA DA' (Kep1er MASHIRO FanCam) | @MCOUNTDOWN_2022.1.13

 そんなKep1erのマシロとシャオティンは、それぞれ1999年生まれ。誕生日はマシロが12月16日、シャオティンが11月12日だ。マシロは長い練習生生活を経てようやくデビューを勝ち取った経歴の持ち主。体の使い方が美しいダンスで、グループのパフォーマンスを支えている。シャオティンはそのビジュアルに加え、バレエや社交ダンスで鍛えた細部までキレとしなやかさがあるダンスの実力で、グループの快進撃に一役買っている。

■Stray Kids チャンビン

 2022年10月に発売したアルバム『MAXIDENT』がK-POPアーティスト史上2番目となるトリプルミリオンセラーを達成し、米ビルボードのメインアルバムチャート「Billboard 200」でも1位にランクインしたStray Kids。

[안방1열 직캠4K] 스트레이 키즈 창빈 'CASE 143' (Stray Kids CHANGBIN FanCam) @SBS Inkigayo 221009

 8月11日生まれのチャンビンも今年が年男。彼の魅力を語る上で外せないのが、ラッパーとしてのスキルの高さだろう。その実力は、韓国にHIPHOPブームを巻き起こしたオーディション番組『SHOW ME THE MONEY』にデビュー前に出演を果たしていることからも分かる。メンバーのヒョンジンも「スキズチームの声」だと評し、彼のラップが入ることで楽曲のクオリティが上がると、その実力に大きな信頼を寄せている(※5)。

■TOMORROW X TOGETHER YEONJUN

 今年1月に5thミニアルバム『The Name Chapter: TEMPTATION』でカムバックするTOMORROW X TOGETHER。昨年末は米ビルボード発表の「Year-End Charts」へのランクインや「MTV Europe Music Awards」での「Best Asia Act」部門の受賞など、数々の快挙を成し遂げた。(※7、8)

[2021 가요대전 4K] 투모로우바이투게더 연준 '0X1=LOVESONG' (TXT YEONJUN FaceCam)│@SBS Gayo Daejeon_2021.12.25.

 グループ最年長のYEONJUNは1999年9月13日生まれ。「伝説的な練習生」とも言われた彼のマルチな才能は、その背景にある多大な努力も含めて、韓国のメディアからも「ラップ、ダンス、ボーカルなど、その実力は折り紙付きだ」と高く評価されている(※9)。ひとたびステージに上がれば非常にクールな佇まいから目が離せなくなるが、実は愛らしい一面もあるYEONJUN。年下メンバーとも気さくに接している姿は、ファンの推しポイントのひとつだろう。

 兎が飛び跳ねる姿から、卯年は「飛躍」や「向上」の年とも言われている。年男・年女となる99lineのメンバーたちは、2023年にさらなる躍進を遂げるかもしれない。K-POPシーンを担う彼らの活動に、改めて注目は必至だ。

※1:https://m.wowtv.co.kr/NewsCenter/News/Read?articleId=A202211280183(筆者訳)※2:https://www.newsis.com/view/?id=NISX20221212_0002120044(筆者訳)
※3:https://time.com/6240691/best-kpop-2022/
※4:https://www.billboard.com/lists/best-kpop-albums-songs-2022/treasure-the-second-step-chapter-one/
※5:https://www.vivi.tv/post295182/
※6:https://ekr.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/12/29/2022122980073.html
※7:https://www.billboard.com/charts/year-end/top-billboard-200-albums/
※8:https://www.universal-music.co.jp/txt/news/2022-11-14/
※9:https://www.sportskeeda.com/pop-culture/txt-s-yeonjun-bighit-s-legendary-trainee-done(筆者訳)

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