SixTONES、さまざまなフィールドで楽曲を披露してきた2022年 幅広い層に届ける歌声
2022年はSixTONESの音楽と歌声が響き渡った一年だった。
元日にYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』にジャニーズとして初登場。第180回、そして2022年一本目の配信をSixTONESが飾った。デビュー曲「Imitation Rain」をどこか緊張した面持ちながらも、染み入るように歌唱。一年の始まりを、心のこもった美声で聴かせてくれた。続く1月12日公開分では2ndアルバム『CITY』より、壮大な世界観の「Everlasting」を披露。「リラックスして」と声を掛け合いながら「Imitation Rain」より少しだけ肩の力をぬいた様子で、気持ち良さそうに歌いあげた。目から耳から、幸福感を得る1年の始まりとなった。
1月4日からは全国ツアー『Feel da CITY』がスタート。そして1月7日公開の映画『スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム』の日本語吹替版主題歌に『CITY』収録曲「Rosy」、6thシングル曲「共鳴」もテレビアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章(日本テレビ系)のオープニングテーマに起用されるなど、SixTONESの音楽は、また別の角度から様々な人の耳に届いた。
4月期スタートの松村北斗出演ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)の挿入歌「わたし」は、予告なしで劇中で初公開するという、彼らの戦略にまたしても“やられた”というサプライズだった。
また、4月23日放送の『題名のない音楽会』(テレビ朝日系)では、新感覚のコラボレーションを聴かせてくれた。「SixTONESとクラシックの音楽会」と題してクラシック界で活躍する同世代の若手奏者たちと「Everlasting」をはじめチェロの重厚な音と届けた「Lifetime」、そしてオーケストラ、箏と共に「Imitation Rain」「マスカラ」と、全4曲を様々なアレンジ、コラボレーションで披露。優美なオーケストラ演奏に重ねた6人の歌声はまた新鮮で、まるでワインのマリアージュを楽しむような面白さがあった。
また今年はYouTubeチャンネルでの展開もユニークな一年となった。リリース作品のMVやライブ映像のダイジェストに加えて、8月5日にはYouTube限定で新曲「PARTY PEOPLE」を公開。8月12日には『SixTONES summer liSTening PARTY on YouTube 2022』を生配信と、YouTubeをステージにした楽しみも。また、京本大我が主演舞台『流星の音色』で、初となる舞台楽曲の書き下ろしをするなど、新たな挑戦も見られた。