SixTONES、さまざまなフィールドで楽曲を披露してきた2022年　幅広い層に届ける歌声

　彼らの歌声はバラエティ番組でも聞こえてきた。11月8日放送『バナナサンド』（TBS系）ではハモリ我慢ゲームにジェシーが参戦したのに続き、12月13日放送回には田中樹が出演。ジャニーズ勢全敗記録を阻止するべく立ち向かった。そんな2人がレギュラー出演する『オオカミ少年』（TBS系）の特別版として11月25日放送の『ハマダ歌謡祭』に出演。ジェシーと田中が2000年以前生まれのベテラン世代として「年の差ヒットバトル」に参戦し、「歌ってつなげ！名曲年の差メドレー」で歌声を聴かせた。King Gnu「白日」を歌ったジェシーに続いて、田中もOfficial髭男dism「I LOVE…」を披露。途中、ジャッジを下す浜田雅功が眉間にしわを寄せる一幕もあったが、両者ともに最後は大きな丸をもらっていた。普段とは違う楽曲の歌唱はとても新鮮に映る。

　ジェシー主演ドラマ『最初はパー』（テレビ朝日系）では「Good Luck!」、京本主演ドラマ『束の間の一花』（日本テレビ系）では「ふたり」とそれぞれ主題歌を担当。音楽番組で披露する「Good Luck!」では、間奏部分でメンバーが走りまわったりダンスを繰り広げたりと、隙あらば弾ける彼らの笑いを盛り込みつつ、直後にはしっかりとしたハモりを響かせるなど、SixTONESにしかできない“芸”を繰り広げていたのも記しておきたい。

　ライブでの激しいパフォーマンスに心震える共演、そしてYouTubeに舞台、映画、ドラマ、バラエティと、様々なフィールドでSixTONESの音楽が聴こえてきた2022年。彼らの個性がより輝く活動ばかりだったと思う。本日12月31日の『第73回NHK紅白歌合戦』（NHK総合）では、SixTONESがトップバッターを務める。6人の音楽と歌によるエンターテインメントが、幅広い視聴者層の心に響くことだろう。