Vaundy、『紅白』初出場掴み取った2022年の活躍ぶり アーティストからも信頼を寄せられる理由

 楽曲でのコラボレーションのみならず、Vaundyは対バンイベントなどでも活躍。今年の4月にはSEKAI NO OWARIのデビュー10周年を記念して開催されたイベント『THE PARADE』に出演し、5月にはMY FIRST STORY主催によるツーマンライブ『Giant Killing Vol.2』で熱い競演を披露。10月にはTHE ORAL CIGARETTES主催のイベント『PARASITE DEJAVU 2022』にも出演した。いずれもそれぞれのバンドにとって重要な意味合いを持つイベント。そんな場を彩るひとつの重要なピースとしてVaundyが選ばれるのは、多くのミュージシャンから信頼され、愛されている証拠だといえる。

 それは、出演が予定されていた今年8月の音楽フェス『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2022 in EZO』への出演がかなわなくなってしまったとき、過去対バンでの共演経験があり親交の深い藤井風が急遽代打として出演した際にも感じられた。藤井風はリスペクトをこめ、ステージでVaundyの楽曲をカバー。生配信された模様を観たのか、Vaundyは「兄さんありがとう。早く元気になるね 最高のライブでした。」とTwitterでコメントしていた。コラボレーションや対バンなどでVaundyが築いてきた「この人になら任せられるだろう」という篤い信頼感が、「この人のためになら」と思えるような信頼にもつながっていったのだろう。

 様々なミュージシャンとの関わりの中で柔軟に表情を変え、唯一無二の信頼を築いてきたVaundy。大晦日の『紅白』でのmilet、Aimer、幾田りらとの共演にも期待が高まる。

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