SixTONES、資格取得から見えるそれぞれの想い 森本慎太郎はTOKIO 城島茂への思いやりが形に

 11月27日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)にて、「米作り2022」と題して2度目の215日に及ぶ米作りが完結した。昨年に引き続きKing & Prince・岸優太、SixTONES・森本慎太郎の2人も参加し、TOKIOのメンバーと共に稲を植え、害虫対策を講じ、収穫まで手塩に掛けて育ててきたものになっている。

 昨年は米作り1年生として、岸と森本がTOKIOや米作り仲間から、米作りを一から教わって収穫の日を迎えた。炊き立てのご飯を頬張りながら目を輝かせていた2人も、今年はさらにパワーアップ。2人とも人気グループに所属し、コンサートツアーにドラマやバラエティと忙しいスケジュールの合間を縫って、今年はDASH村の米作りでも主力となって大活躍した。

 今年は残念ながら岸はドラマの撮影で米作り完結を記念した感謝祭に参加できなかったものの、事前に豆腐づくりに挑戦し、手作り豆腐に加えて油揚げを差し入れ。森本もキムチを仕込んで炊きたてご飯の“お供”をスタンバイ。そして森本はもうひとつ、ビッグサプライズでDASH村企画を盛り上げた。

 今年は田んぼの一部エリアで稲ではなく野菜を育てることになり、城島茂の構想で、畝を設けるべく土を耕し始めた城島、国分太一、岸。固い土に太刀打ち出来ない様子の3人の前にユンボ(油圧で動くショベルカー)で登場したのが森本だ。国分は「マジで?」、岸も「嘘でしょ?」と驚きの表情を見せる中、森本は「森本、免許取ってきました!」とユンボの操縦資格を取得したことを報告。今年3月、コンサートを終えた翌日に講習会に参加し、学科と実技講習の2日間の日程を経て免許を取得したという。

 資格取得の理由について森本は「リーダー(城島)の負担が軽くなるように」と、年齢を踏まえながら城島を気遣ってのことだと話す。現場では「リーダーの足をひっぱらないようにと行ってきました」と免許を披露。ただでさえ狭いエリア。まだ慣れない様子で畝を崩す一幕があったものの、操縦歴21年を誇る城島は「乗るしかないからね、上達するには」「体で覚えるしかない」と森本の奮闘を嬉しそうに見守っていた。途中で操縦を交代したものの、森本はユンボを操る城島に「圧倒的凄さを感じた」と声を強め、先輩の偉大さを感じたと感激した様子で作業を見つめていた。

 番組のためだけではなく、城島への思いやりに溢れる理由に森本の心温かい人柄が伝わってきた。ステージでのパフォーマンス、唯一無二の歌声、ユニークなトークと様々な森本の輝く姿を見てきたが、こうした人を思う心を持ち、行動を起こす。スポットライトを浴びるステージだけでなくDASH村での活躍は、演出があるから輝いて見えるのではない真のカッコよさがあった。

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