ジャニーズWEST 桐山照史、SixTONES 森本慎太郎……たくましさ光るジャニーズメンバーならではの強み
「ジャニーズっぽい」と言われて真っ先に思い浮かぶのは、スリムで色白で中性的な王子様のようなイメージではないだろうか。しかし、ジャニーズにはそういったタイプ以外にも魅力的なタレントが所属している。その一つの例が、ジャニーズWESTの桐山照史やSixTONESの森本慎太郎に代表される、長身でガッシリした体格が印象的なメンバーだ。一見すると「ジャニーズっぽくない」と思われがちだった彼らが人気を集める理由を考察してみたい。
桐山照史、バラエティで見せる人並み外れたコミュニケーション力
いわゆる“王子様キャラ”のジャニーズメンバーも多くいる中、秀でたコミュニケーション力でバラエティ番組で頭角を現しているのが、ジャニーズWESTの桐山照史である。グループ内では意外にもいじられキャラの立ち位置を担うことが多いが、情報番組のロケや旅番組では飛び抜けた才能を発揮。木曜日にレギュラー出演中の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)をはじめ、グループの冠番組『あなたの代わりに見てきます!リア突WEST』(テレビ朝日系)や『DEEPな店の常連さんに密着 イキスギさんについてった』(TBS系)でも、初対面の相手にも人懐っこい笑顔と柔らかな物腰でたちまち心を開かせている様子が見られる。一般人のコメントも巧みに引き出し、番組を面白く盛り上げる姿から、メンバーに「バラエティの申し子」と呼ばれるほどだ。また、あえて“ぽっちゃりキャラ”を全面に出し、グルメリポートで美味しそうに食べる姿が好評だ。
そして、ジャニーズJr.時代からドラマや舞台に出演し、演技力には定評のあった桐山の名前を一躍有名にしたのは、NHK連続テレビ小説『あさが来た』の白岡榮三郎役だ。当初、視聴者から桐山がジャニーズであることは知られていなかったようで、SNSで「榮三郎くん、若手の上手な新人俳優かと思ったらジャニーズだった」など驚く声も挙がっていた。単独初主演ドラマ『ゲキカラドウ』(テレビ東京系)で演じた猿川健太は、激辛料理を汗だくで食べる姿がジャニーズファン以外からも話題となり、放送終了後も動画配信サービスなどで根強い人気を誇っている。