『NHK紅白歌合戦』初出場組が会見に登場 LE SSERAFIM、JO1、なにわ男子、BE:FIRSTらが意気込み
12月31日に放送される『第73回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表され、マスコミ向けの記者会見が「紅白ライブストリーミング」として生配信された。
今年の『紅白』のテーマは「LOVE & PEACE -みんなでシェア！-」に決定。実施本部長の杉山賢治氏は、「みんなでシェアして、『紅白』を思い切り楽しんでいただきたい」という思いから、会見もライブ配信を行ったことを説明する。また、出場歌手選定の経緯については、「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出に相応しいかどうか」の3つの柱を基準に総合的に選考しているとした。
今回発表された出場歌手は紅組、白組、企画コーナーの43組。紅組からはIVE、ウタ、Aimer、緑黄色社会、LE SSERAFIM、白組ではSaucy Dog、JO1、なにわ男子、Vaundy、BE:FIRSTが初出場を果たす。会見にはIVE、緑黄色社会、LE SSERAFIM、Saucy Dog、JO1、なにわ男子、BE:FIRSTが姿を見せた。
2021年12月に韓国でデビューし、今年秋に日本デビューも果たした6人組ガールズグループ・IVE。メンバーを代表してYUJIN（ユジン）は、「夢のようです。みなさんと一緒に1年の終わりを楽しく過ごせるように頑張ります」とコメント。今年9月に初の日本武道館公演を開催している、結成10周年のバンド・緑黄色社会は、フロントマンの長屋晴子が「バンドを結成してきた頃からずっと憧れて、夢見てきた場所です。メンバー4人で、メンバーの歴史、思い出を刻めるように楽しみたいと思います」と話した。
HYBEが手がける初のガールズグループとして、今年5月に韓国デビューしたLE SSERAFIMからは、日本出身のメンバー・SAKURA（宮脇咲良）、KAZUHA（カズハ）が出席。「こんなにも『紅白歌合戦』という大きな舞台に立たせていただけることになって、とても光栄に思っています」とSAKURA。KIM CHAEWON（キム・チェウォン）、HUH YUNJIN（ホ・ユンジン）、HONG EUNCHAE（ホン・ウンチェ）の3人はスケジュールの都合で来ることはできなかったが、『紅白』当日は「5人で素敵なステージを作り上げたいと思います」とSAKURAは意欲を示す。
「シンデレラボーイ」のヒットをきっかけにして、若者を中心に絶大な人気を誇る3ピースバンド・Saucy Dogは、石原慎也（Vo/Gt）が年末になると祖母から「『紅白』はもうちょっとかな」と毎年電話をもらっていたと話し、「ようやくいい発表ができます」と笑顔を見せる。また、発表があった本日11月16日はSaucy Dogにとって、結成9周年の記念日でもある。
