V6解散から1年、後輩にとって“追う背中”に 坂本昌行&長野博&井ノ原快彦、岡田准一、三宅健、森田剛……それぞれの活躍ぶり

 「43才 職業アイドル」というプロフィールを掲げる三宅健。Instagram、TwitterとSNSアカウントを開設し、特にTwitterでは「#応答せよ」のハッシュタグでフォロワーを楽しませている。10月22日放送の『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)にゲスト出演した三宅。コンサートグッズのうちわを年代順に並べ替えるはずが、「なんでうちわを自分(アイドル側)に見せる?」など、KinKi Kidsからの素朴な疑問に「オタクたちの場合は……」とファン心理を代弁するかのように回答。三宅のファン思いな一面が伝わる一幕もあれば、三宅からのサプライズとして合宿所時代の寮母さんの手料理をオーダー。ジャニー喜多川氏の夜食メニューをKinKi Kidsが感慨深げに味わっていた。

 現在ドラマ『ボーイフレンド降臨!』(テレビ朝日系)に出演中のほか、11月16日には1stミニアルバム『NEWWW』をリリースする。発売に先駆けて公開された収録曲「Destination」は、80KIDZとYonYonとコライトしたというテクノポップで、”ボーダーを超えた愛”を表現。MVではネオンに照らされた街を歩き、ある女性との出会いをきっかけにストーリーが展開する。おしゃれなサウンドと3カ国語で構成された歌詞で、しなやかに“ボーダー”を超えていく様子がなんとも三宅らしい世界観だ。

【MV】 三宅健 / Destination

 アイドル仲間にサプライズをして喜ばせるアイドル。ファンとの出会いをきっかけに始めた手話も継続し、『みんなの手話』(NHK Eテレ)に出演中と、誰一人置いていかず、目の前の人やより多くの人を楽しませようという三宅の人柄や心意気が伝わってくる。今後どんな“ニュー”なアイドルの世界を見せてくれるのか。またしてもワクワクさせられる。

 事務所を退所後、ソロで活躍する森田剛も映画『前科者』や『DEATH DAYS』などに出演。先日YouTubeで公開されたモノクロの無声映像「laundry」では、演技なのか素なのか境界線が曖昧になる、絶妙な空気感を醸し出していた。

laundry

 この一年もそれぞれの分野で活躍をみせるV6。デビューから27年目を迎えソロとしてはもちろん、後輩たちとの共演も増えた。停滞せずに、得意分野で突き抜けながら進む彼らの姿は、きっと後輩にとって“追う背中”なのだろうと思う。

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