BE:FIRST SHUNTOとLEO、正反対な要素を持つ2人の相性の良さ 9月誕生日メンバーにフォーカス
こうした人間性の部分だけでなく、パフォーマンスにおいても2人の相違点は少なくない。例えば歌声。SHUNTOはエッジィでクールな歌声が特徴である。アルバム『BE:1』リード曲「Scream」でも歌いだしの低音が曲にフィットしている。加えて、ブリッジ部分も高音でありながらミドル成分、ロー成分が感じられる魅力的な歌声を披露している。対して、LEOは優しく爽やかな歌声の持ち主。クールで強い印象がある「Scream」においては、彼の歌声が一種の清涼剤のようになっている。しかも、その声が抜け感につながっているのはLEOの力量あってこそなのだろう。
ダンスも然り。SHUNTOの方が身長的には低いのだが、重量感が感じられるずっしりとしたスタイルのダンスを見せてくれている。逆に身長が高いLEOは、軽やかさが感じられるダンススタイルだ。こうした2人のギャップもいい。さらに、ニュアンスの付け方にも個性が出ており、見た時に受ける印象も違ってくる。それでありつつ、どちらのダンスもBE:FIRSTの楽曲に合っているのが見事である。
こうして、相違点を多く持っているSHUNTOとLEOだが、相性の良さは抜群だ。2人がパーソナリティを務めた6月6日放送のラジオ番組『SPARK』(J-WAVE)でも、安定したトークが繰り広げられていた。SHUNTOが素直に話し、LEOがそれを受け止めて進行していくという構図は、実に微笑ましかった。一見するとLEOが可愛い弟を包み込んでいるように思えるが、一緒に楽しんでいる場面も少なくない。「Scream -Behind The Scenes-」では真剣にモニターチェックをしているRYOKIの刈り上げを2人でイジってちょっかいをかけたり。「Shining One -Dance Practice Pt2-」を始めとする「Shining One」のパフォーマンスでは毎回ラスサビで顔を見合わせて、楽しそうに踊っていたり。無邪気に笑う2人の関係性が良いことは、いわずもがなであるようだ。
19歳と24歳となった、SHUNTOとLEO。この先ものびのび、楽しそうに音楽を届けてくれることを見守っていきたい。そして、いつまでも変わらない2人のままで末永く活躍していってくれることを願う。
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