日向坂46 宮田愛萌、アイドルとして貫いた“自分への厳しさと周囲への愛” 文学好き&ぶりっ子キャラで確立した不動の地位
宮田の卒業発表後、各メンバーが書いたブログを読むと、丹生明里は「愛萌にだったらなんでも言えるような安心感」(※3)、富田鈴花は「どんな時も愛萌は、『うんうん、そうだよね。』『辛かったよね。』そう寄り添ってくれて私が1番欲しい言葉をかけてくれる」(※4)、金村美玖は「初めてのフォーメーション発表で泣いていた時、慰めてくれてありがとう。その時の密着映像で愛萌も泣いていたのを知って胸が苦しくなりました。 あの時に気付けなくて本当ごめんね」(※5)と綴っており、これまでの宮田のメンバーへの愛情と優しさが改めて感じられた。
卒業の大きな理由は体調面だと語られているが、2020年11月には体調不良を理由に、治療に専念するために休業。大学卒業後の2021年3月に行われた『春の大ユニット祭り』で活動を再開するも、2022年3月18日のブログでまだ完治していないことを報告し、『3周年記念MEMORIAL LIVE ~3回目のひな誕祭~』(東京ドーム公演)への出演を諦めることも考えていたという(※6)。『W-KEYAKI FES. 2022』を振り返った7月25日のブログでも、曲数を絞った参加について、「私の疾患は、すぐに治るものではありません」「一生付き合っていかなければならないかもしれません」(※7)と明かしていたことも記憶に新しい。
渡邉美穂に続き、二期生を支えるメンバーが卒業を迎える影響は大きいが、2人ともしっかりと目標を持って卒業することは、ファンやグループにとっても救いだろう。宮田はブログで「私には夢があります。たくさんの人に本の面白さをもっともっと知って欲しいという夢です」(※8)と前向きに語っており、『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)で占い師のLove Me Doが診断したように「邪馬台国がどこにあるのかの決着をつける」日が本当にやって来るかもしれない。
自分が何を求められているのか考え、それをやり切っていく姿勢にアイドルとしての素晴らしさを感じさせてきた宮田愛萌。具体的な卒業日程はまだ明らかにされていないが、卒業後もそんな意識の高さを全面に活かして、活躍を続けていくことだろう。
※1、8:https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/45385?ima=0000&cd=member
※2:https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/38239?ima=0000&cd=member
※3:https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/45389?ima=0000&link=ROBO004&cd=member
※4:https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/45393?ima=0000&cd=member
※5:https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/45412?ima=0000&cd=member
※6:https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/43132?ima=0000&cd=member
※7:https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/44872?ima=0000&cd=member