櫻坂46 山﨑天、加入当時13歳の少女が遂げた内面の成長 グループの状況とともに変化するたくましい姿

 そして山﨑は、ついに今年リリースされた4thシングル『五月雨よ』において初の表題曲センターに選ばれる。この抜擢には、まだ16歳という若さやグループ最年少という状況を考えるとプレッシャーが大きいのではないかという不安もあったが、それまでの活動を経てすでに彼女は内面的な成長を遂げていた。

櫻坂46『五月雨よ』

「表題曲のセンターに立つとなると、やっぱりプレッシャーはあります。でも、潰されないようなメンタルにはなっているのかなって、何となく自覚もあって」(『blt graph vol.77』より)

 この言葉の通り、ここ最近の音楽番組やライブなどで見せる彼女の表情は、16歳とは思えないほど堂々としたものである。さらに8月に発売された1stアルバム『As you know?』のリード曲「摩擦係数」のダブルセンターの1人にも選ばれると、MVでは長い黒髪を生かした激しいダンスを披露し、より一層の成長を見せつけた。

櫻坂46『摩擦係数』

 櫻坂46は今後三期生が加入する予定だ。ここまで最年少としてグループの妹的立ち回りが多かった彼女も、これからは先輩メンバーとしての役割が期待されることになる。そこでまた山﨑が見せてくれるであろう変化が楽しみだ。

 9月9日には『ミュージックステーション 』(テレビ朝日系)への出演が決定している。グループの状況が変わる度に成長を見せてくれる山﨑のたくましい姿に注目したい。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる