櫻坂46 山﨑天、加入当時13歳の少女が遂げた内面の成長 グループの状況とともに変化するたくましい姿
櫻坂46が9月3日に開催された『第35回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 AUTUMN/WINTER』に出演した。この日ランウェイに登場したのはファッション誌で連載やモデル活動をしている7人のメンバー。櫻坂46がCMで起用されているイオンカードの特別ステージで、それぞれ華やかな服装を見事に着こなし観客を魅了した。
なかでも存在感を表していたのがファッション誌『ViVi』の専属モデルとしても活躍中の山﨑天である。メンバーの中で最後に登場した山﨑は、チェックのジャケットを羽織り堂々とした姿を披露。さらに別のステージでは大胆な黄色のコートを身にまとい、圧巻のオーラを放っていた。
山﨑は2018年に加入した二期生で、現在16歳のグループ最年少メンバー。加入当時は中学1年生で当時の坂道グループ歴代最年少であった。それゆえ当初から期待の大きなメンバーだったが、山﨑は先日放送された『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京)にて、これまでの自分は「最年少という特権をあまりにも無駄にしすぎた」と後悔を口にしている。
そんな彼女が変化を見せ始めたのがグループの改名時だ。2020年に欅坂46から櫻坂46へとグループ名が変わると、メンバーの雰囲気も徐々に変化した。その中で山﨑は「グループが改名するタイミングで、自分も変わらなきゃな」(『blt graph vol.77』より)と感じたという。
「欅坂46の時は何でも一人でやっちゃおうとしてることが多くて、なかなか人に甘えたり泣いたりすることがなかったんですけど、櫻坂46になってからメンバーとか周りのスタッフさんにいっぱい甘えられるようになった」「泣けるようになったんですよ。その瞬間に自分の中で一皮剥けたというか。心を許すことによって信頼度が高まった」「意識的にチーム力を高めていかないといけないとなった時、自分から心を開いていかないといけない」と同番組で自身が成長できた理由を明かした。
他のメンバーも「明るくなった。ふざけるようになった。甘えてる姿も櫻坂46になってから」と話していたように、山﨑にとってグループの改名が自身が変わる大きなきっかけとなったようだ。
櫻坂46として心機一転で再スタートすると、山﨑は1stシングルのカップリング曲「Buddies」でセンターを任される。仲間との絆を歌ったこの曲で彼女は新たな扉を開いた。メンバーとともに笑顔を見せたり、時おり鋭い表情を覗かせたりと、鮮烈なパフォーマンスを見せたのだ。“Buddies”という言葉は櫻坂46のファンの名称としても定着し、今ではライブでも人気の一曲となっている。その後もメンバーとの笑顔あふれるダンスや、バラエティで大好きなスパイダーマンのモノマネをするなどノリの良さを発揮。様々な場面で彼女の目覚ましい成長が感じられるようになった。