ジャニーズのライブ規模が急拡大 夢の“スタジアムツアー”行うグループは現れるか?

スタジアムライブに必要不可欠な条件

 スタジアムクラスの収容人数は国内最大級の日産スタジアムで約7万人。同会場で2日間、さらに同等クラスの各スタジアムを最低3カ所ほど巡ると考えると、ツアーには約50万人以上の動員が考えられる。もちろんファンクラブの会員数が50万人を超えているジャニーズグループは少なくないが、条件として必要なのはそれだけでないように思う。スタジアム規模の会場を使用するに当たっては、国や各自治体の許可が必要なため、様々なハードルをクリアしなければならない。

 少なくとも、スタジアム公演を行うためにはドームツアーを行える動員力は必須である。さらにドーム以上に広く、座席によってはステージから遠くなってしまう場合もある以上、演出面での魅力も必要不可欠だ。何よりスタジアムという大きな空間を十分に生かした壮大な演出やステージ構成に加え、巨大なステージに負けないアーティスト自身のパフォーマンス力と存在感が要求される。

 これまでスタジアム公演を成功させたアーティストを例に考えると、知名度の高さはもちろん、誰もが知る代表曲を数多く有していることなど、“国民的”な認知度と人気が必要なのだ。

次にスタジアムのステージに立つグループは?

 7月30日放送の『King & Princeる。』(日本テレビ系)に二宮和也がゲストとして出演した際に、スタジアムツアーに触れた場面があった。二宮はKing & Princeのメンバーについて「こいつらはジャニーズを代表するおバカ集団だよ。いい意味でも、悪い意味でも」とイジりつつも、期待していることについては「スタジアムツアーだな」とコメント。この発言を受けてSNSでは「キンプリのみんなに二宮くんからスタジアムツアーのお墨付きをもらった」など喜びのコメントが寄せられていた。ライブ経験も豊富な二宮には5人がスタジアムのステージに立つ姿がすでに見えているのかもしれない。

 さらにデビュー間もないSnow Man、SixTONES、なにわ男子も、すでにアリーナ規模の公演はプラチナチケットとなっており、ドーム公演開催も時間の問題かもしれない。

 関ジャニ∞に続き、次にスタジアムのステージに立つグループは誰なのか、期待を込めて見守りたい。

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