AKB48はなぜ学生や街の人たちとコラボする? 元祖“会いにいけるアイドル”としての役割

 AKB48が6月22日放送『テレ東音楽祭 2022 夏~思わず歌いたくなる最強ヒットソング100連発~』(テレビ東京系)に出演し、5月にリリースした「元カレです」を披露した。

 同番組のパフォーマンスで話題となったのが、三重高校ダンス部・SERIOUS FLAVORとのコラボレーション。5月2日に、SERIOUS FLAVORが公式YouTubeチャンネルにて「元カレです」のサビパートの踊ってみた動画を投稿。11万回以上の再生数を記録している。

 AKB48の総監督・向井地美音は自身のTwitterで「根も葉もRumorでご一緒したシリフレの皆さんと、今度は #元カレです で共演できるなんて…いい話すぎた…」と番組での再会に感激した様子。「元カレです」のセンター・本田仁美も「三重高校の皆さんと披露させていただきました!! 楽しかった」と共演を喜んだ。

 SERIOUS FLAVORは高校ダンスの強豪チームとして知られており、顧問をつとめる神田橋純は、AKB48史上最高難度の“どえらいダンス”「根も葉もRumor」の振付を担当。同曲のミュージックビデオには部員たちも出演し、AKB48のメンバーと圧巻のパフォーマンスを繰り広げている。本田がIZ*ONEの活動を終え、グループの注目が集まっているタイミングでのリリースとなる「根も葉もRumor」の振付を高校のダンス部の顧問が手がけることはかなり挑戦的な取り組みであった。しかしこのタイミングで有名ダンサーではなく“一般人”に近い神田橋が手がけたことはある意味AKB48らしいと言えるのかもしれない。

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