BE:FIRST RYOKI、NCT 127 YUTAと築く兄弟のような関係性 『HiGH&LOW』共演から2人が得るもの
加えて、雑誌『TV station』6/11号の特集ページでは、『HiGH&LOW』全作の脚本に携わり、今作の監督を務める平沼紀久が二人に言及。「悠太、凌輝は壱馬や北人(高城司役・THE RAMPAGEの吉野北人)と、それぞれのグループについて情報交換する姿も(あった)」と、俳優としてだけでなくボーイズグループのアーティストという面でも共通点が多い共演者たちと様々な角度から刺激を与え合っていることも明らかになった。
アーティストとして着目すると、単独で渡韓しSMエンターテインメント初の日本人練習生となった経歴を持つYUTAと元々は俳優として活動していたRYOKIはともに歌もダンスも独学。努力の果てにダンス未経験から今ではリードダンサー的役割を担うまでにそのスキルを磨き、歌唱力にも定評があるYUTAと、「歌とダンスと演技の全てが世界のトップに通用するような表現者でありたい」(※2)と語り、宣言通り才能の幅を広げているRYOKIの出会いは、スタイルやパフォーマンスの強み、演技面での経験値から良いエッセンスを吸収し合い、表現者としてさらにレベルアップしていくことができるという意味でも貴重なものとなっているのであろう。
そんな中決定した今回のラジオ共演では、お互いの第一印象や今作の撮影の裏話、ゲスト回恒例の一問一答、企画「YUTAとRYOKIは どっち!? ハイ&ロー!」等、終始兄弟のように盛り上がった様子を聴くことができるというのだから必聴だ。
人気グループの奇跡のクロスオーバーが実現し、作品としても楓士雄が率いる「新体制」に突入した鬼邪高の熱い闘いが繰り広げられる今作。「人間に上も下もないことを、拳を交えて証明するのが今作」と平沼監督が語るように、今回焦点が当たるとされる『HiGH&LOW』の「上」でも「下」でもない『&』の部分にも要注目だ。瀬ノ門率いる三校連合との闘いを通じて彼らが考える「本当の強さ」とは何か。9月に向けて加速する“ハイローの祭り”から目が離せない。
※1 https://youtu.be/s0CIq-EwChI
※2 https://youtu.be/2uUQp9rqdD0