BE:FIRST RYOKIとMANATO、4月誕生日の2人の共通点 高いスキルと語学力、音楽への知見で世界との架け橋に

 5月18日の2ndシングル『Bye-Good-Bye』発売や春夏のフェス出演を控え、勢いが止まることを知らない7人組ボーイズグループ・BE:FIRST。先日、2ndシングル収録曲「Betrayal Game」のミュージックビデオが公開され、魅惑的な大人の雰囲気を纏った“Dark”と明るい光に包まれた真っ白な部屋を映し出す“Blight”の2つの世界観を通して、前作から何段階もレベルアップした姿を見ることができた。

BE:FIRST / Betrayal Game -Music Video-

 今回は今月誕生日を迎えるメンバー、RYOKIとMANATOに焦点を当て、2人が持つスキルから、彼らがBE:FIRSTで今後どのような役割を担っていくかを分析していく。

  4月26日に23歳の誕生日を迎えたRYOKIは、BE:FIRSTの中でも「グループの爆発を呼ぶ圧倒的攻撃力(※1)」とされる存在感を持ち、常に先頭に立ってパフォーマンスを牽引しているメンバーの1人だ。オーディション『THE FIRST』の審査中も「このパートはRYOKIにしか表現できない」と思うほど個性が求められるポイントを難なく昇華して見せたが、元々の高い能力を加味しても彼の歌唱力と表現力はこの1年間で驚くべき進化を遂げている。

 当初は曲の終始で一貫して強烈な個性が前面に出た勢いのある歌唱とダンスを持ち味にしていたが、さまざまな背景や高いスキルを持つ仲間達とオーディションを通じて共にパフォーマンスしていく中で、その強い個性がさらに磨かれ、今では圧倒的な爆発力に加えて要所で繊細かつ丁寧に音を奏でることができるように。「攻撃力」と「繊細さ」は一見正反対であるようにも思えるが、その共存が可能であることを証明し、その後のステージでもさらに表現の幅を広げているのはRYOKIの大きな強みである。安定感ある歌唱とダンスの実力に加え、毎回のラップパートでも高いスキルを見せる彼は名実ともにオールラウンダーであると言えるだろう。

 さらに、RYOKIは俳優・三山凌輝としての活躍でも勢いを増すばかりだ。3月下旬には雑誌『Seventeen』主催の『舞台Bling Bling by Seventeen』で BE:FIRSTデビュー後初の俳優業復帰を果たした他、9月公開の映画『HiGH&LOW THE WORST X』への参戦が発表された。同作では鬼邪高校を襲撃する瀬ノ門高校の頭であり、手段を選ばない最悪の男・天下井公平(あまがいこうへい)役を演じる。「あなたはすべての才能において諦める必要がない(※2)」と伝えたSKY-HIの言葉通り、ファンの想像を遥かに超える速度でRYOKIの才能は飛躍している。

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