風男塾、新メンバー加入後初シングル『Hello Hello』で伝える今の勢い 15周年突入にも意気込み
男装ユニットのパイオニアとして活躍する風男塾が、6月22日、30thシングル『Hello Hello』をリリースした。今作は、5月3日開催の『風男塾 LIVE 2022 〜RESUME〜』でお披露目された新メンバー(胡桃沢鼓太郎・赤星良宗・天堂太陽・凰紫丈源)と共に届ける初のシングル。「人を元気にする」をモットーに掲げる彼ららしい応援歌「Hello Hello」のほか、歌唱面での表現力の高さと7人の息の合ったダンスが魅力の「Tender Rain」、今夏を彩る陽気なドライブソング「SHINY SHINY」が収録されている。個性豊かな新メンバーが加わり、ますますパワーアップして15周年に向かおうとしている新生風男塾に、『Hello Hello』に込めた想いを賑やかに語ってもらった。(斉藤碧)【記事最後にプレゼント情報あり】
【オリジナル動画】風男塾が新しく始めたこと
新生風男塾、7人の絶妙なチームワーク
――まずは新メンバーのみなさん、それぞれ自己紹介をお願いします。
赤星良宗:赤色担当、宮城県出身の赤星良宗です。俺はお酒が大好きで、風男塾のオーディションの時もカクテルを作ったりしましたね。それとまだ披露はできていないんですが、サックスを演奏できたり、絵が得意だったりします。よろしくお願いします。
柚希関汰:顔はアピールしなくていいの?
赤星良宗:顔は大丈夫です、はい。
――SNSでは“顔良宗”を自称している良宗さんですが、実際は結構控えめな方なんですね?
赤星良宗:そうですね!
葉崎アラン:いや、良宗は結構ガチのナルシストなんですよ。表では「俺カッコいいんですよね」とか言わないんですけど、裏では頻繁に鏡を見ながら「カッコいいなぁ~」って言ってる、珍しいタイプなんです。
胡桃沢鼓太郎:良宗に「今日めっちゃカッコいいじゃん!」って言うと、すかさず「今日“も”ね?」って言われますからね(笑)。
赤星良宗:そこはしっかり訂正するようにしてます(ニッコリ)。
――(笑)。続いて、鼓太郎さん。
胡桃沢鼓太郎:ピンク色担当で東京都出身、そして“みんなの心の絆創膏”の胡桃沢鼓太郎です! みんなの心の傷を治すような存在になれたらいいなと思って、自分でキャッチコピーを考えました。僕は和太鼓が得意でいっぱい叩けます! いっぱい食べます!
柚希関汰:ここは幼稚園か!?
一同:(笑)。
胡桃沢鼓太郎:えへへへ。
柚希関汰:普段はこんな雰囲気なんですけど、鼓太郎はじつは筋肉がすごくあって、ダンスもキレッキレなんですよ。和太鼓をやってるからなの?
胡桃沢鼓太郎:ダンスを始めたのは風男塾に入ってからなので、和太鼓筋ですかね。いつか、この筋肉を見せびらかせるような機会があったらいいなと思っています(笑)。
柚希関汰:そういうギャップも鼓太郎の魅力ですね。
凰紫丈源:ハイサイ! 紫色担当、凰紫丈源です。沖縄県出身です。自分の強みは、顔の表情ですね。
丈源以外のメンバー:他にもあるだろ(笑)!?
凰紫丈源:あははは。よくディズニーのキャラクターみたいって言われるので、曲調によって表情をコロコロ変えられるような、カメレオンアーティストになりたいです。あと、お披露目ライブで側転を披露したこともあって、ゆくゆくはアクロバットにも挑戦していきたいと思っています。
英城凛空:アクロバット仲間が増えた~! 丈源は身長が171cmあるのも特徴ですね。今までは俺がグループ1の高身長だったんですけど、抜かされちゃって。
――ということは、ツインタワー(凛空・アランコンビの名称)がトリプルタワーになったんですか。
英城凛空:俺とアランは身長的に同じくらいなので、ツインタワーは変わらずいこうかなと。丈源はそこよりも頭一つ飛び抜けているので……。
凛空&アラン:スカイツリー(笑)!
柚希関汰:また俺との身長差がすごいメンバーが入ってきたんですよ(笑)。でも、俺と同じくらいの身長の子(鼓太郎)も入ってきてくれたので、よかったです!
鼓太郎&関汰:ね~!(嬉しそうに顔を見合わせる2人)
――微笑ましい(笑)。
天堂太陽:オレンジ色を担当しています。愛知県出身の天堂太陽です。良宗くんも言っていましたが、俺も絵が得意で、絵の学校に通っていたこともありますね。食べ物は激辛料理が大好きです。
――メンバーに激辛仲間はいますか?
英城凛空:(ノーリアクションのアランに)アランは激辛仲間じゃなかったの(笑)?
葉崎アラン:俺より太陽のほうが辛いものに強いから仲間になれなそう。俺も辛いのは好きなんですけど、ちゃんと辛いって思うんですよ。でも、太陽は味覚がもうバグってるんで!
天堂太陽:この前、デスソースが入った料理を食べたんですけど、飲み物を一切飲まずにいけましたね。逆に甘いものがあんまり得意じゃないので、俺に罰ゲームが必要な時は、激辛じゃなくて甘いものを食べることになると思います(笑)。
――ちなみに、太陽さんはdreamBoat研究生としての期間を経て加入されましたが、新メンバーの中ではみんなを引っ張っていく立ち位置だったりしますか?
胡桃沢鼓太郎:そういう立ち位置です!
天堂太陽:いやいや……。俺が引っ張る部分もあるとは思うんですけど、それぞれにすごいところがあるので、俺もみんなに引っ張ってもらっていますし、お互いに補い合いながら良いチームワークでやれていると思います。
柚希関汰:そうだね。新メンバーが決定してから、7人でお披露目ライブをするまでは1カ月くらいしかなくて、特に4人はやらなきゃいけないことがたくさんあったんですよ。歌やダンスの経験がないメンバーもいたし、大変だったと思うんです。それでも、俺たち3人に必死についてきてくれる姿を見て、すごいなって思いましたね。7人の中では最初に加入した俺もまだ1年半しか経っていなくて、先輩としてアドバイスをするようなことは特になかったんですけど、なんとか歌とダンスを覚えてもらって「みんなで頑張ろう! みんなで壁にぶち当たって、乗り越えていこう!」と励まし合いながら、7人でたくさんリハーサルを積み重ねた結果が、あのステージで出せたのかなって思います。