ツユ、結成3周年ワンマン『雨模様』で飾った第3章のスタート 野音と楽曲の世界観が融合した特別な空間に
「あの世行きのバスに乗ってさらば。」からシームレスに続編「終点の先が在るとするならば。」が歌われた。MVがステージ全面に投影された「終点の先が在るとするならば。」は、インパクトのある演出だった。そのなかでただの黒い画面となったスクリーンに映ったのが、礼衣とぷすの影法師。このエモーショナルな光景は、偶然の産物だったのだろうか? たしかにそこには、ツユの世界観を彩るアーティストと作品の融合が実現していた。終盤に向けてのセットリストは、Aメロに入る前から自然と手拍子が揃った「ナミカレ」、「泥の分際で私だけの大切を奪おうだなんて」といった疾走感あふれるビートが刻まれたツユワールド全開の曲が並べられ、客席からたくさんの腕が上がった。ラストは、現時点でYouTube再生回数が最多の「くらべられっ子」。ステージの各所でそれぞれに点滅し始めた複数のライトが、一人ひとりの個性を示しているよう。礼衣の切ない歌声と溶け合い、感動的な空間を作り上げる。
アンコールのMCでは、ぷすから今年の春頃にレーベルに所属したことの発表があった。一方、これまで通りツユは事務所には所属せず、基本的な活動の仕方は変わらないとのこと。今回の発表は、限界に挑戦するツユらしさを極めながら、今よりツユの音楽を広く一般に浸透させるための前向きな決断だった。「謎の新曲」を含めたアンコールのラストが、劣等感を抱く主人公が自分なりのロックな生き方を見つける「ロックな君とはお別れだ」でよかったと心から思った。人の数だけ劣等感が生まれる世の中。そのなかでも、素の自分自身を生かし、ひたすら前を向いていく。ツユの楽曲は、その気持ちさえあれば、この世界を生き抜くことができると教えてくれる。数多の不安の種を代表してツユは、拭うことのできない劣等感を歌いながら、尖ったままの個性を武器に戦い続ける。これまでも、そしてこれからも。
■セットリスト
1.やっぱり雨は降るんだね
2.風薫る空の下
3.雨を浴びる
4.太陽になれるかな
5.梅雨明けの
6.過去に囚われている
7.ルーザーガール
8.かくれんぼっち
9.奴隷じゃないなら何ですか?
10.デモーニッシュ
11.テリトリーバトル
12.雨模様
13.シャーベット
14.忠犬ハチ
15.アサガオの散る頃に
16.あの世行きのバスに乗ってさらば。
17.終点の先が在るとするならば。
18.ナミカレ
19.泥の分際で私だけの大切を奪おうだなんて
20.くらべられっ子
En1.いつかオトナになれるといいね。
En2.謎の新曲
En3.ロックな君とはお別れだ
ツユ 3rdアニバーサリーワンマンLive『雨模様』セットリストプレイリスト
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