Snow Man 岩本照、“ひーくん”の座長ぶりを生見愛瑠、浮所飛貴ら賞賛 映画『モエカレはオレンジ色』完成披露イベントレポ

岩本照主演『モエカレ』完成披露レポ

 岩本照(Snow Man)が映画単独初主演を務める、『モエカレはオレンジ色』の完成披露イベントが6月14日に東京・江東区豊洲のユナイテッド・シネマ豊洲で行われた。岩本をはじめ、本作で映画初出演を果たしたヒロインの生見愛瑠らキャスト陣と、村上正典監督が登壇。この日集まったファンに映画の完成を報告した。

 7月8日より全国公開される映画『モエカレはオレンジ色』は、玉島ノンによる同名作品(講談社『月刊デザート』連載)が原作。岩本が演じる超シャイな消防士・蛯原恭介と、生見が演じるひとりぼっちの女子高生・佐々木萌衣、不器用な2人の恋愛を描いたピュアなラブストーリー。オレンジ色のバルーンで飾られたステージに登壇した9名。それぞれにオレンジを差し色にした衣装からもチームワークが感じられた。

岩本照(Snow Man)(写真=柚月裕実)

 たくさんの拍手で迎えられた岩本は「蛯原恭介を演じました岩本照です。みなさん短いですが楽しんでいきましょう」と笑顔をみせた。鈴木仁、上杉柊平、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズ Jr.)、古川雄大の4人は岩本と同じ消防士として働く同僚役で出演。

 岩本は映画単独初主演、生見も映画初出演とお互いに“初”の映画作品。心境を聞かれると「こういうのが初めてなので緊張してます」と生見。岩本は「(Snow Manの)メンバーがいる時はわちゃわちゃ喋るタイプが多いので、いつもと違って新鮮な感じがしますね」とコメント。撮影を共にしたメンバーが揃ったことで「心強いです」と笑みを浮かべた。

 撮影現場での思い出を聞かれると、生見は「短い撮影期間だったんですけど、みなさんに一緒になることが多くてすごい楽しかったです」と言えば、岩本も「ずっと笑ってたっていう印象ですね。それぞれ(劇中で)キュンキュンもするし、みんなでずっとわちゃわちゃしてて楽しい現場だった」と振り返った。

生見愛瑠(写真=柚月裕実)

 座長としての岩本の印象について生見は「本当に消防士さんみたいな感じで……消防士さんでした(笑)」と回答すると、キャスト陣からも笑いがこぼれた。「リアルに消防の方がやられる訓練をやっていて、本当にすごいなって思って見てました」と感心した様子で語った。浮所は「照くんのやさしさ、黄色いオーラが出てて、すごくお芝居もしやすかったですし、現場に行くのが楽しみでした」と撮影を振り返る。

 上杉も「みんながみんな自分の役割のバランスを取りつつ楽しむところは楽しめる、大人な人たちなので。ふざけるところはふざけて、でもしっかりやるっていうのは感じました」と続けた。浮所は「終わりたくなかったですね」としみじみ語り、撮影終了後も連絡をとりあっていたほど楽しい現場だったと語った。

 鈴木は「楽しくもあったし、でも見てもらったらわかるんですけど、自分ひとりだったりすることもあって寂しい時もあった」と作品を踏まえながら答え、ちょうどいいコミュニケーションだったと振り返った。岩本の座長ぶりについて浮所は「ひ-くんから連絡をいただいて、ひーくんと呼ばせていただくくらい距離が近くなったんですよね?」と語ると、岩本は「最近だよね? ひーくんって言い出したの(笑)」と指摘。撮影が終わってからさらに距離が縮まったと話す。また、浮所が芝居について「『お芝居で悩んだら連絡くれ』と、『そしたら何かできることアドバイスするから』っと言ってくださって。すごく心強かったのを覚えています」と岩本から声をかけてもらったことを明かすと拍手が起こった。

浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)(写真=柚月裕実)

 座長としてプレッシャーは全く感じなかったと岩本。「僕一人が頑張った作品でもないですし、このキャストとスタッフがいて成り立ったので座長と思っていないくらいなんのプレッシャーも感じていないです」と語った。

 古川は「ひーくんがとても頼もしくて。お芝居もしっかりされていますし、あと、こんなにかっこよくてクールなところのギャップが面白くて」とお茶目な部分とのギャップがあり、常に現場が笑いに包まれていたと現場の雰囲気を伝えた。

 一方、生見率いる高校生チームの藤原大祐、永瀬莉子。撮影自体は短かったと話すも、短期間でぎゅっと仲良くなったと永瀬。生見も撮影の合間に新しいじゃんけんをして遊んでいたことなどを明かした。生見と永瀬は救助隊の現場も訪れたといい、ハードな姿を目の当たりにした生見は「あんなにやられてるのに全然筋肉痛になっていないっておっしゃてて、すごい」と岩本を称賛。すると岩本は「筋肉痛こなくてちょっと残念でした」とこぼし、救助隊を経験して筋肉がついたと思う、としつつも「日々鍛錬と思っているので」とストイックな一面をのぞかせた。

 村上監督は印象に残ったことについて撮影は過酷だったと前置きしつつ、「何もしなくても仲良くなっちゃうので、いいチームワークでできたなと思います」と回顧。ロープを登っていく岩本の訓練シーンについて「速すぎて追いつけなくて、実は大事なゴールを撮らずに……。ゴールで上旗を上げるのを待ってたんだけど、カメラがそこまでいかず。計算外の速さでした」と裏話を明かした。

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