GReeeeN、新曲「自分革命」がTikTokで話題に 世代を超えて共感呼ぶ”青春性”
YouTubeのコメント欄には、学生時代に青春をともにする1曲として「キセキ」「オレンジ」などを聴いていたことを懐かしみ、今は「自分革命」で就職活動や新社会人として生活するパワーをもらうという人も散見される。青春の衝動や葛藤を描き続けてきたGReeeeNは、若いリスナーを中心に青春時代をともに過ごした存在でもあり、青春性を象徴するアーティストのひとりになっているのだろう。
今回の「自分革命」はアップテンポで爽やかな楽曲だが、GReeeeNのヒット曲にはバラードやお祭りソング、ポップスのみならずレゲエの要素などが含まれる楽曲などがあり、得意とする曲調は多岐に渡る。しかしどの楽曲にも通底する、GReeeeNのまっすぐな感情が反映された歌声や、歌に感情の動きと厚みをプラスする音域の広いコーラスワークが、全力で駆け抜ける青春の勢いや純粋さと通じ合い、青春に寄り添い続けている。また、一貫して前向きな歌詞を描く彼らだが、直接背中を押すような歌詞だけでなく、気持ちが高まる出来事や感情の瑞々しい描写にも長けているため、リスナーの感情を奮い立たせるような楽曲でも彼らの心を掴んでいる。
世代を越えて青春を彩る応援ソングを歌うGReeeeN。これからも、青春に寄り添い、そしてお茶の間に温かさをもたらす楽曲を届けていくだろう。