KAT-TUN、MAN WITH A MISSION、ハンバート ハンバート、崎山蒼志、GReeeeN……9月8日リリースより新譜5作をレビュー

 毎週のリリース作の中から注目作品をレビューしていく連載「本日、フラゲ日!」。今回は9月8日リリース作品より、KAT-TUN『We Just Go Hard feat. AK-69/EUPHORIA』、MAN WITH A MISSION『Merry-Go-Round』、崎山蒼志『嘘じゃない』、ハンバート ハンバート『FOLK 3』、GReeeeN『アカリ』の5作品をピックアップした。(編集部)

 今年、デビュー15周年を迎えたKAT-TUNの通算29枚目のシングルは、グループ初となる両A面でリリース。「We Just Go Hard feat. AK-69」は、HIP HOPアーティストAK-69からの楽曲提供&コラボソング。ボイスパーカッションにラップに歌とKAT-TUNが磨いてきたそれぞれのタレント性を存分に発揮することで、自らの道を突き進む決意を表現した。一方、「EUPHORIA」は放映中のドラマ『ザ・ハイスクール ヒーローズ』(テレビ朝日系)の主題歌でもおなじみの1曲。疾走するビートに乗せたディスコ調のトラックと、大胆に声を加工した仕掛けがミステリアスな雰囲気を醸し出す、大人の色気をまとったダンスナンバーとなっている。アニバーサリーイヤーも攻めの姿勢で走り抜ける、彼らの意気込みが伝わってくる。(渡部)

KAT-TUN – We Just Go Hard feat. AK-69 [Official Music Video]
MAN WITH A MISSION『Merry-Go-Round』

 〈WOW WOW it’s all right〉という勇壮なコーラスで口火を切るタイトル曲「Merry-Go-Round」は、TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』(日本テレビ系)新オープニングテーマ。切れ味鋭いギターリフ、濃密なファンクネスを感じさせるバンドサウンドに流麗なストリングスが加わり、壮大なミクスチャーサウンドが出現。ドラマチックな歌メロ、まるで交響曲のような間奏パート、楽曲が進むにつれて厚みを増す音像など、スタジアム級のロックチューンへと結実している。〈きっと未来で僕は/戦って打ち克って/笑顔で泣いている〉に象徴される、過酷な現実と向き合う意思を刻んだリリックも強烈。スケール感、メッセージを含め、MAN WITH A MISSIONの新たな進化を実感できる楽曲と言えるだろう。カップリング曲には、2019年のシングル「Remember Me」を荘厳な弦で彩った“Strings Ver.”を収録。(森)

MAN WITH A MISSION「Merry-Go-Round」
崎山蒼志『嘘じゃない』

 今年1月にアルバム『find fuse in youth』でメジャーデビュー。岸田繁や川谷絵音などに絶賛される2002年生まれのシンガーソングライター、崎山蒼志のニューシングル『嘘じゃない』の表題曲は、TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』(日本テレビ系)エンディングテーマに起用されたミディアムチューン。壮大なサウンド、物語性のあるメロディライン、〈これからの未来は/何処へでも/繋がれる気がしてるの〉という前向きな歌詞を含め、崎山のポップな側面が強く示された楽曲に仕上がっている。また、鋭さ、憂い、大らかな解放感を兼ね備えたボーカルからは、シンガーとしての成長ぶりも感じられるはず。期間生産限定盤に収められた「過剰/異常 withリーガルリリー」の“オルタナの進化型”と称すべき音像も刺激的だ。(森)

崎山蒼志 「嘘じゃない」 / Soushi Sakiyama – “Believe”



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