ジャニーズWESTメンバー分析 第3回:桐山照史、抜群の歌唱力とバラエティ力で牽引 繊細な演技にも定評

 デビュー8周年を迎え、ますます勢いづくジャニーズWEST。日曜日昼枠の冠番組『あなたの代わりに見てきます!リア突WEST』(テレビ朝日系)で、一般視聴者層からの認知度も急上昇中の7人の個人の魅力について考察したい。第3回は桐山照史。

人なつっこい笑顔と対応力でジャニーズ屈指の“バラエティの申し子”に

ジャニーズWEST
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 バラエティの申し子のような、元気いっぱいの笑顔がトレードマークの桐山照史。関西ジャニーズJr.時代のユニット・B.A.D.から“バディ”である中間淳太とともに木曜日レギュラーを務める『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)でのコーナーMCやロケも、すっかり板についている。『歌ネタゴングSHOW 爆笑!ターンテーブル』(TBS系)でも、吉村崇(平成ノブシコブシ)とMCを担当した際には登場する芸人へ向けたコメントが的を射ている、とお笑いファンからも好評であった。バラエティにおいては元気で、もりもり食べる明るいキャラが印象的な桐山だが、ことロケにおいて出会う一般の人たちやお店の従業員の懐に入るのが異常なまでに上手いことに驚かされる。人なつっこい笑顔とテンポの良いトークで初対面の人とあっという間に友好的な関係を構築する才能は、大きな武器であると言えるだろう。

 また、ライブのMCではバランスの良いトーク展開となるよう、さりげなくメンバーに話を振るなど、良い意味で冷静で、俯瞰のスタンスを取ることにも秀でている。4月放送回にゲストで参加した『言葉にできない、そんな夜。』(NHK Eテレ)では、“恋している時の気持ち”を「50メートルが1秒早くなる」と表現し、出演者から絶賛。一見難しいと思われる分野でも、対応力の高さを見せつけた。

音域の広さと声量を自在に操り心に届ける歌声

 桐山は、高い歌唱力を持つジャニーズWESTの中でも濵田崇裕や神山智洋と並び、ファンから“歌うま三銃士”と称される抜群の歌唱力を誇っている。驚愕の音域の広さに加え、声量もあることから、難しいフェイクパートを担当することも多い。デビュー前からジャニー喜多川も絶賛していた歌唱力で、激しいダンスナンバーからバラードまでジャンルを選ばず安定したパフォーマンスを披露。また、自身が得意とするファルセットを駆使し、聴く人の心に歌を届けている。ライブでは感情を歌に込め、オリジナルのアレンジも披露することもあり、ファンを喜ばせている。かつて『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)で、CHEMISTRYとのコラボで披露した「Point of No Return」での歌声も印象深い。存在感のある桐山のボーカルは、ジャニーズWESTのパフォーマンスの強力なアドバンテージとなっている。

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