SixTONES 松村北斗、京本大我だけじゃない ジェシー『SING』、森本慎太郎『ナンバMG5』……相次ぐ演技での活躍

 一方、森本は、フジテレビにて今期から新設される水10ドラマ枠で放送される『ナンバMG5』に出演する。間宮祥太朗が演じる主人公・剛の友人役、ヤンキー高校生の大丸大助を演じる。森本のフジテレビ系ドラマへの出演は2020年放送『監察医 朝顔』第2シーズン以来。他局では昨年7月期放送のシンドラ『武士スタント逢坂くん!』(日本テレビ系)以来と、約7カ月ぶりのドラマ出演となる。

 『武士スタント逢坂くん!』ではマンガ家のチーフアシスタント・緋村清人を演じた。江戸からタイムスリップしてきた主人公・逢坂総司郎(濵田祟裕/ジャニーズWEST)を、当初は冷ややかに見ていたものの、第2話でふんどし姿で臨んだ相撲対決を経て、逢坂の“まん画”熱に少しずつ心を動かされていく様子を演じた。

 フジテレビ系ドラマでいえば2012年『GTO』に続き、2013年には『幽かな彼女』に出演。クラスの問題児的存在の根津亮介を演じた。役どころや学ランにパーカーという特徴だけではない、ひときわ目をひく存在感を放っていた。同作の主題歌SMAP「Joy!!」のMVにも登場しているのだが、多数のダンサーが出演するなかで、森本は熱量を感じるダンスで目を引いた。当時はまだジャニーズJr.だったが、大勢の中でも埋もれることのない“華”がある人、という印象が強く残っている。

 SixTONES結成の源流となる『私立バカレア高校』(日本テレビ系)での桜木達也役をはじめ、本作の大丸大助も硬派で心優しいヤンキーと、熱い思いを胸に秘めた役への抜擢が目立つ。大丸は早くもハマり役の予感がしており、剛の恋のライバルとしてどう立ち向かうのかも見どころの一つとなりそうだ。

『ナンバMG5』

 原作は『週刊少年チャンピオン』で連載された小沢としおの『ナンバMG5』、『ナンバデッドエンド』。演出は『踊る大捜査線』シリーズを手掛けた本広克行。番組公式HPに綴られたスタッフ陣のコメントからは新枠にかける熱が伝わり、放送が待ち遠しい。

映画『ホリック xxxHOLiC』

 さて、『SING/シング:ネクストステージ』鑑賞後に劇場を出たら、松村が出演する4月29日公開の映画『ホリック xxxHOLiC』のパネルが目に飛び込んできた。8月には二宮和也主演の映画『TANG タング』に京本の出演が発表されたばかり。ドラマも『カムカムエヴリバディ』が最終回を迎え、松村は息つく間もなく『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)出演、さらに森本出演のドラマがスタートと、SixTONESのメンバーがバトンを渡すかのようにして続く。音楽活動に加えて演技面からもSixTONESの勢いを感じた。

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